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「叱り方」を、あえて学ぶ必要性

2017.05.24

「アンガーマネジメント」を受講された方からのリクエストで、「怒りを伝える講座」を行う機会が増えてきました。
これまでは、適切な自己主張の方法論である「アサーティブ・コミュニケーション」をベースに、独自に講座を設計してきました。
が、アンガーマネジメント協会で「叱り方講座」を開発したとのこと。
これはぜひ取り入れたいと、さっそく、学んでまいりました!

アンガーマネジメント協会の提供する講座名は「アンガーマネジメント叱り方入門講座」。
この場合、行為としての「怒る」と、「叱る」は同意義に位置付けています。

内容面で気づいたのは、アンガーマネジメントをベースに、叱るうえで避けるべきこと、留意することを、非常に具体的な言動レベルでお伝えしているということ。
「アサーティブコミュニケーション」では、怒りを感じる相手との関係性をどう築くのか?といった、やや概念的な話も盛り込んでいました。
それと比べると、言動レベルでの内容に徹底しているなあ、という印象を受けました。

現代の日本は、不必要な怒りが増えている一方で、本当は怒る必要のある時に怒ることができない人も増えている気がします。
その背景には、「怒る」上でのベースになる、信頼関係が築きにくくなっていることや、「パワハラ」として糾弾されるような、「怒る」ことに対するペナルティのリスクが大きくなっている等の事情があります。
そもそも「パワハラ」とはどんなことを指すのかを、誤解している例もありますね。

また、適切な「怒り方」「叱り方」を学ぶ機会がないことも問題です。
人は、自分が経験した怒り方を、自分自身もなぞってしまう傾向があります。
不適切な怒り方の拡大再生産になってしまいかねません。

「怒り」を抑え込むことで、かえってネガティブな感情をゆがんだ形で溜め込むことがないように、「叱り方」も含めて適切な怒りのコントロールをこれからも伝えていきたいと思います。

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