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怒るときは「目的」を意識する

2017.03.03




築地本願寺さんが、仏教をより多くの人に身近に感じてもらうために、銀座にサテライトテンプルを出されたのが昨年のこと。
その一環として、GINZA アカデミーという、講座を開催されています。

私もその講座の一つを担当しており、今週は「怒りを上手に伝える技術~アサーティブ・コミュニケーション」で登壇しました。
おかげさまで、平日日中にもかかわらず、20名以上の方に、熱心に参加いただけました。どうもありがとうございます。

終了後、個別に質問をいくつかいただいたのですが、そこで感じたのが
怒りを伝える前に、「怒りを伝える目的は何か」を整理することが必要だということです。

怒りを伝える目的は何でしょう?
もし、そのことで相手を傷つけたい、仕返ししたいと思っているのであれば、それは上手な伝え方とは言えません。なぜなら、それは新しいマイナスの感情を生むからです。

マイナス感情が積み重なって、ある一定量を越えると、それが怒りとなります。だから、相手を傷つけたいという目的で伝えた言葉は、相手の怒りを呼び起こすことになり、結局、怒りの応酬ということにつながってしまうのです。

相手のどんな行動を改めてほしいのか?
状況をどう変えたいのか?

現実的で、具体的なゴールを設定して、それを言葉にしてみましょう。
もちろん、相手に断られることもあると思います。
そうしたら、どの程度であれば、相手が受け入れてくれるのか、その落としどころを探ります。

怒りの応酬になっては、事態が改善しないばかりか、下手をすると感情のもつれから人間関係を壊しかねません。
それを避けるためには、相手に求める具体的な言動をまず明らかにすることが第一歩になります。

あ、「私の気持ちをわかって」というのは、おすすめしません。
気持ちって、そもそもわかりにくいものだから。
自分でも自分の気持ちがわからないではないですか(私だけ?)
何をもって、「私の気持ちをわかってくれたか」を判断できる具体的基準を設けて、それを伝えると良いかなと思います。

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