Office Carlino個人の力を組織力へ。ダイバーシティ推進・ミドル活性化は朝生容子へ お問い合わせ 子どものいない人生ポータル

【メルマガ発行しました】悲劇からの回復の軌跡 「オプションB」 

2017.09.26

9月25日にメールマガジン「大人の女性のための一花咲かせるマガジン vol36」を発行しました。

いつも書くのを楽しみにしているのが、編集後記。
テーマの制約なく自由に書けるからかもしれません。

そこでは、最近印象的だったことを書くのが多いのですが、今回は、シェリル・サンドバーグ氏の著書「オプションB」を取り上げました。

ファイスブック社のCOOとしてビジネスの世界でも、また家庭でも夫や子供に恵まれて、女性が一般的に欲しいと思う全てを手に入れたようなサンドバーグ氏。
この本は、そんな彼女を襲った夫の休止という悲劇について描かれています。

読むのが辛すぎる気がして、発刊当初に買うのをためらった本ですが、読んでよかったです。
悲劇にあっても、人間は回復できるという希望を感じさせてくれる本でした。

編集後記を以下に転載します。
「レジリエンス(折れない心)」を扱った本の中で、この本はどんな特徴があるか、お伝え出来たら幸いです。

——————————————————
人生のショックから回復する力という意味の「レジリエンス」
という言葉が、ずいぶん広く聞かれるようになってきました。
書店などでもレジリエンス強化の解説書などもよく目にします。

そんな中、フェイズブック社COOのシェリル・サンド
バーグ氏の著書「オプションB」が発刊されました。

社会的地位も、家庭にも恵まれている彼女を、突如、襲った
夫の死。
その悲劇から、彼女がどう立ち直ってきたかの軌跡をたどり
ながら、「レジリエンス」とはどういうものかを描いています。

これまで、レジリエンスがどういうものか、説明した本が多く、
人は具体的にどう立ち直るのか、そのプロセスについては、
あまり語られてこなかった気がします。

この本を読むと、どんなに成功しているように見える人生で
あっても、なにがしかの悲しさとは無縁でないことが理解でき、
その悲しさを乗り越える人間の強さを信じられる気がして
きます。
「レジリエンス」のケースメソッドとして、またある女性の
回復の物語として、お勧めします。

←記事一覧に戻る

MENU

CLOSE