Office Carlino個人の力を組織力へ。ダイバーシティ推進・ミドル活性化は朝生容子へ お問い合わせ

【登壇報告】女性リーダー研修 ~「怒り」を伝えるコツ

2017.08.06

某企業の事務センターでの女性リーダーを対象とした研修に登壇しました。

「リーダー」を対象にした研修が続き、コミュニケーションの一環としてアンガーマネジメントを盛り込んでいるのですが、女性と男性を比較した時、ちょっと違う点があります。

女性の場合、組織の上長として、自分の怒り方について問題意識があるひとは男性と比べて少ない印象があります。
(むしろ、怒りは家族に対するものの方が強いようです)

女性でリーダー職に就く方は、男性と比べて、そもそも感情のコントロールに長けていることが条件になっているのかも…
(そのあたりの考察は、また改めてしたいと思います)

ただし、「怒り」という認識ではないものの、チーム内のスタッフの行動をどう改めてもらうか、その伝え方については、やはり多くの方が悩まれているようです。

そんなリーダーにとって、新たな気づきとなったのが、「とってもらいたい行動は0/1(ゼロイチ)ではない」ということでした。

私たちは、「こう行うべきだ」と思い、自分もそうするように努めていることが「正しい」と考え、相手にもそれを期待します。でも相手は必ずしも、同様に思っているとは限りませんし、そのように努められるとも限りません。

でも組織では、どこかに落としどころを見つけなくてはならないことが多々あります。
それには、お互いの期待するレベルや行動を主張し合うだけでは、着地点がいつまでたっても見つけられなくなります。
下手すると、お互いに対する不信感がマックスに…。

その時点において、目的は何か?
その目的実現のために、最低限やってほしいことは何か?
最低限と理想の間にとれる選択肢はないか?

それを考えることで、相手の主張と自分の主張のどちらかをとるか、二者択一だけでの選択肢ではなくなります。

それをコミュニケーションの方法として考えるのに便利なのは、アサーティブコミュニケーションで使われる「DESC」という枠組みです。

「C」の部分で、選択肢をいくつか出します。
現実的な解が出てくると同時に、今の状況を何とかしたいと思っている前向きな気持ちが伝わります。

ただし、自分と相手と、どちらの主張を通すかの「勝負」の状況に陥ってしまうと、なかなか柔軟に選択肢を出すことができなくなります。
うまい落としどころを見つけるには、クールヘッドと、勝ち負けにしないことがコツですね!

←記事一覧に戻る

MENU

CLOSE