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「子供がいないと死ぬときが不安」という質問への答え

2017.06.07


<画像は日経ウーマンオンラインより>

日経ウーマン・オンラインに、「本当に不幸? 子供を作らなかった人の末路」と題してインタビューを掲載いただきました。
※記事はこちらから
(昨年、日経ビジネスオンラインに掲載されたものが編集・再掲されたものです)

その記事に対し、

「自分の最期を誰が看取るのかといった老後への不安は、子供のいる人に比べて強いかもしれない。でも、それは解決可能な問題だと私は思っています。」とありましたが、どう解決できるとお考えですか?

というご質問をいただいたので、私の考えをこちらでお答えします。

そりゃ不安ですよね。
私も不安です。

まず、死の瞬間に誰が看取ってくれるのか?
そして最大の問題は、死んだ後に誰が葬式を出して、私を墓に納めてくれるのか?

そんなことを考えだすと、いろいろなバッドケースが思い浮かんで、どうしようもない不安に駆られます。

ではなぜ「解決可能な問題か?」と答えたのか?

一番の理由は、妹や甥っ子たちがいるので、順繰りに誰かが始末してくれるだろうと考えているからです。
親族では、私たちより若い世代の人間として唯一人の人間として、私の妹の子供である甥っ子がいます。
今はまだまだ幼さの残る高校生ですが、大人になったらさすがに葬式を出すぐらいはできるようになると期待しています。

たいして面倒も見ていない彼に、最終的には面倒みてもらってもよいのか?
下手をすると親族全ての葬式は彼一人の方にかかるが、それでいいのか?

昨年、話題になった酒井順子さんの著書「子の無い人生」でも描かれていた悩みは、私自身も感じています。

でも、迷惑をかけることは人間である以上、しかたないと割り切ってしまいました。
その代わり、感謝の念は何かの形で残せるようにしようと思っています。
「甥っ子には悪いけど、面倒見てもらうよ。その代わり、必要なお金は残しておくし、遺産も残すようにするから」
今はそんな気分でいます。

万が一、甥っ子が遠くに行ってしまったとか、仲たがいしたとか、ぐれてしまってとても後を任せられないような人間になってしまったら…?

その時は、友人に頼るしかないかな…。
(友よ、勝手に頼りにしているが、すまない!)

ご近所にいる親しい友人と、お互いの健康状態を把握しておき、いざという時には、面倒を見てほしいことを伝えておく。
もちろん、逆の場合も私が彼、彼女の面倒を見るつもりです。

意思を伝えられない危険性もあるので、遺書を作っておくことや後見人を指定しておくことも必要でしょう。

ああ、わたしの場合、整理整頓が苦手なので、人に見られて恥ずかしいものをうっかり残してしまうことが心配です。
今から整理整頓の筋肉を鍛えておく必要があります。

そうしたことを解決可能にするには、何点か条件があると考えます。

1.人の世話になることに、必要以上のうしろめたさを感じない。「おたがいさま」
2.老後の面倒や葬式は「親族が出す」という前提を捨てる。
3.延命措置や葬式の形態など、自分の要望を明確にしておく。
4.自分の要望の実現に必要なお金は貯めておく。
5.死んだあとのことは、自分に関係ないと割り切る。

楽観的すぎると言われるかもしれませんが、先のことを心配しても自分でできることは限られています。
であれば、今はできることに目を向けるしかないかなと思うのです。
ぽっくり死ぬかもしれないし、寝たきりになるかもしれない…
それは自分ではコントロールできません。

後見人制度や法律、介護制度について学んで、いまから備えるぐらいしかないと思っています。

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