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なぜ私は着物を着る生活を勧めるのか?

2015.10.19

朝活

先日、「つながるカレッジ」という女性を対象とした朝活で、
「超初心者向けの着物生活」と題したセミナーの講師として登壇しました。

40歳を過ぎて、それまでほとんど縁のなかった着物に、突如として目覚めた私。
着物生活も7年となります。
正直、着物は洋服の生活に比べて手間がかかり面倒。
それでも、仕事に家庭に、忙しい毎日を送る人にこそ、着物に触れる生活をお勧めしたいと思っています。
その理由について考えてみました。

■自分の「女性らしさ」に気づくことができる
私の場合、仕事場は男性比率が高かったため、その世界になじませようとダークカラーのスーツを
着るようにしていました。ピンクや花柄といったフェミニンなモチーフはNG。

しかし着物は、きれいな色や花柄がふつう。
あるとき、やや抵抗を覚えながらもピンクの花柄の着物を羽織ってみたら…
あら?意外と似合うんじゃないですか!?

普段、仕事の中では知らず知らず隠していた自分の中にある女性らしさを発見した瞬間でした。

■「今ここ」に集中できる
ほとんどが絹という繊細な素材である着物。
着る前や着た後のお手入れには洋服以上に気を使います。
また直線で裁たれた布の集合体であるだけなので、
着るときには自分に体にフィットさせるために、細かな神経を使う必要もあります。

それは本当に面倒くさい。
その面倒くささで、着物を着続けることに挫折しかけたことも何度かありました。

でもね、そうしてものや自分の体に手間暇かけてじっくりと対峙する間は、
日常の嫌なことやイライラすることを忘れられることに気づきました。
というか、着ることやお手入れに必死で他の事を考えていられない(笑)

後から知ったのですが、心理学的でいう「グラウンディング」と言われる
「今ここ」に集中する手法と共通の高価もあったようです。

■余裕をもった生活の良さを知る
着物を着るときには、洋服以上に時間がかかる。
そして、前述のように単なる長方形の布の集合体なので、
うまく着られる時と着られない時のリスクの幅が大きい。
かつ、着物を着たら、ダッシュで走ることはできない。
(洋服ならよくやってしまうけれど)

私はせっかちなうえに、ぎりぎり追い込まれるまで着手できないずぼらな性格です。
しかし着物を着るようになって、さすがに普段よりも行動には時間的余裕を持つように
意識するようになりました。

余裕のある生活っていいですね…。
今まで、時間的に余裕があると、何かまた別のことをその間にできるのではないかと
詰め込んでしまう傾向があることに気づきました。
間が空くと、損している気分になっちゃうんです。

あえて間が明けることで生まれる気持ちよさもあるんだなということに気づけました。
いかがでしょう?
着物の魅力をご紹介するつもりで、自分のアホさ加減をさらしてしまった気もするのですが、
少しでも着物生活に踏み出す方の背中を押せたらうれしいです。

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<自分で染めた「エビタイ」帯>

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