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辛いときこそ心を見つめる

2015.11.19

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雨が続く東京です。今日はやっと晴れたけれど、また週末はお天気が崩れるとか。
雨を特に嫌うわけではないのですが、わたくし最近坐骨神経痛になっており、お天気が崩れる前がちょっと辛いんですよね…。

さて、今日は感情と理性についてのお話です。

私が受けるご相談の中で時間がかかるものが、挫折からどう回復したらよいかというものです。
私が降格や不妊治療の失敗という挫折をきっかけに、キャリアコンサルタントになったと公言しているせいか、比較的ミドルの方から、そうしたご相談を受けます。

その中でも、回復のための解決策を論理的に考えて進む方の場合、堂々巡りをして前に進めない傾向があるように思います。そして、それは仕事をばりばりできた人に多いのです。

まあ、それはそうですよね。
ビジネスは、組織における問題解決の連続。
他人を巻き込むには、ロジックが求められます。
だから、仕事ができる人であればあるほど、論理的に解決策を考えるよう鍛えられます。

でも、壁にぶつかったときは、頭で解決策を考えると、なぜかうまくいかなくなってしまう。

私がまさにそうでした。

挫折したとき、その状況から何とか抜け出そうと、「安定性」「経験が活かせること」という基準で、転職や社内での異動を試みました。
異動したものの、そこでの業績は、自分が思ったほど高く評価されません。
その時、私は「降格のショックからは抜け出せたけど、また別の辛さがあるのだな…」と思っていました。

数カ月して、フラワー・レメディーのモニターを募集していると聞き、試しに受けてみることにしました。
ある日、セラピーを受けながら、降格の時の悔しさ、悲しさについて自分の口から次々と言葉が出てきたのです。
気が付くと、泣いていました。

もう乗り越えたと思っていたのに、まったくそうではなかったことに気づかされました。

振り返ると、降格の時に相談した人に「前を向いたほうが良いよ」「次のステップを考えよう」といわれ、その通りにしていたのです。
そして次のステップに進むには…と必死で頭でオプションを考えだしました。

でも、本当はまだまだその時の辛い感情は噴き出していたんですね。
それなのに、無理やり押し込めて次に進もうとしていた。

新しいポジションで、どうもうまくいかなかったのは、過去の感情を置き去りにして無理していたからだったように思うのです。

感情を置き去りにしておくと、前に進んでもどこか途中で、その感情が自分をもとの場所に戻してしまう。
その結果、かえって結局次のステップに行くのに時間がかかってしまいかねません。

もしいま、あなたが挫折から抜け出そうと、頭だけでその方法を考えているのなら、一度、自分の感情を置き去りにしていないか、振り返ってみることをお勧めします。

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