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「ノンママ白書」主人公に喝

2016.09.17

ノンママ白書
<ノンママ白書 インスタグラムより>

※Facebookページ「子供のいない人生を考える」に掲載したものです。

前にもご紹介した東海テレビ(フジ系列)の視聴率が、ここにきて復活したようです。

第1話 3.6%

第2話 2.4%

第3話 2.1%

第4話 2.9%

第5話 4.9%

(出典はWEBサイト「ドラマ視聴率速報」。ビデオリサーチ調査に基づくものとのこと)

視聴率悪いのは「ノンママのせい」なんてこたにならずに、とりあえずよかったです(^_−)−☆

東海地域でしか見られないというのは勘違いで、フジテレビで土曜の深夜から放映。ご覧になっている方も多いかもしれません。

昨晩の第6回の放映はまだ見ていないのですが、ずっとモヤモヤしたものがあったので、ブログにも書いてみました。

子どもを持たず、それが一因で離婚した主人公、土井は広告代理店のクリエイティブ部門勤務。50歳を迎え、社内では初の女性の管理職に就任します。
ところが部下に、やはり社内初の育休復職者がきたことから仕事での歯車も狂い気味。最新回では当のワーママ野村のことを「仕事ができない」と他部門に異動させたものの、思わぬ逆襲に遭い、自分が大きなプロジェクトから外されてしまいます。
ワーママの部下ばかりか、上司からは「子供がいないから部下指導もうまくできないのか」と言われたり、男性部下からも「家族持ちのことが分からない」と言われたり…ドラマなのでやや大げさに描かれているとはいえ、子どものいない人間が、周囲から寄せられる声が、かなり露骨に描かれています。
私の周囲では、「(権利ばかり主張する)ワーママの態度にかちんときた」という声が聞かれる一方で、当のワーママからは「昼休みや時短など、働くものとして当然のことを、まるで必要以上の権利主張のように描かれることに抵抗がある」と言われたこともあります。
私自身は、土井の周囲の「子供がいないから○○」という声に反発を覚えたのは確かです。一方で、私が一番「いらっ」とするのは、土井自身のこと。なぜなら、彼女自身が「子供がいる/いない」の属性による先入観を一番強く持っているからです。
たとえば、ワーママ野村を異動させた後、新入社員で人員を補充する談になり「できれば男性がほしい」と希望を出しています。仕事ができなかったのは、その個人の問題であり、ワーママ全体の問題とするのは短絡的に思えます。
それは土井自身が、上司として部下の野村に正面から向かい合っていないからのようにも思えます。野村に、プロジェクトの一員としてどんな役割を期待しているのか、そして「できない」ことを理由に移動させるのなら、何が不足しているのか、具体的に伝えようとしている様子は見られません。野村に問いただされた時にも「これ以上言わせないで」と相手の推察に任せてしまっています。
子供のいない女性の鬱屈やコンプレックスは、持つなと言われて消え得るような簡単なものではありません。それを克服するのは、自分も子供のいる/いないで持つ自分自身の先入観に向き合うことが第一歩。そして、その感情を受け入れつつ、他者とは、感情的ではない客観的なコミュニケーションで対応する必要があるように思いました。
さて、ご覧になった皆さんは、どのような感想を持たれましたか?
http://tokai-tv.com/nonmama/story/06.html

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