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会社勤めの先を考えるブランチ会を開催しました

2016.11.14

11月12日(土)に「会社勤めの先を考える会」の第二回目を開催しました。
会場は、コレド室町にある「鶴屋吉信 TOKYO MISE」。
行列のできる人気の和カフェです。

四季の食材が楽しめるお弁当を楽しみながら、独立起業した方の生々しい体験談を聞くという会。
定員いっぱいの方にお集まりいただき、おかげさまで賑々しい会となりました。

ゲスト講師に来ていただいたのは、国際発酵医膳協会をこの春に立ち上げた、河合由記さんです。
由記さんは、もともと企業内税理士として勤めていらっしゃいました。
ご自身が体を壊されたのをきっかけに、食べるものの大切さを再認識し、マクロビオディックや薬膳などを学ばれたそうです。

趣味で学んでいた「食」をビジネスにされたのは、所属していた会社のリストラが契機となりました。
幸い、税理士だったので、会社勤めのうちに自社の財務状況がわかり、早い段階で「これはまずいかも」と思った由記さん。
料理教室を開くことを想定し、朝活を開催。
参加者に自作のお弁当を配ることから始めたそうです。

お弁当代はもらうとはいえ、朝3時に起きてお弁当を作るというハードな毎日。
振り返ると「大変だったけど、非常に有意義だった」と由記さんは語ります。

というのも、朝活でいろんなことが見えてきたから。
ひとつは、「自分は料理を教えたいのではなく、食の理論を教えたいのだ」ということ。
もうひとつは、朝活に参加する人と、自分がターゲットとしている人とでは、性質が異なるということ。

会社員として定収のあるうちに、想定外ではあるものの、ビジネスの方向性が見えたことは非常に良かったとのこと。
「だから独立起業するのであれば、できれば会社勤めのあるうちに準備はしっかりと行って」とアドバイスされていました。

独立してからの由記さんの行動で特徴的なのは、次のアクションのための投資に積極的であること。
会社を退職した当初は、個人事業主だった由記さん。
ご自宅を教室に改装されたこともあり、実はお金の余裕はほとんどなかったそうです。

しかし、この春には教室を社団法人化。ホームページも改訂。
「少しお金がたまると、次のことにどんどん投資しちゃいます」と微笑まれます。
その余裕はどこから?定収の無い状況で、お金を使うことは怖くはないか?という問いに対し、
「きっと大丈夫、うまくいくと信じているから」と語る由記さん。

その自信の源は、「常にお客様のためになることを考えているからではないか」と私には思えました。

たとえば、社団法人化ですが、食の教室であれば、個人事業主のままであっても問題はなかったそうです。
しかし、学んだ人が履歴書に書けるような資格を発行したい、であれば社団法人化は必須と、考えたとのこと。
同時に、自分のビジネスにするほど本気の人に学びに来てほしいと、ビジネスモデルを見直し。
生徒への責任を意識すると共に年々教材を校正し完成度を高めていかれました。

参加された方たちの独立起業に対するスタンスはまちまち。
すでに会社をやめて自分のビジネスを模索している方、
会社勤めをしながら、独立起業のチャンスと伺っている方、
まだまだ先の話だけれど、選択肢の一つとして考えている方…
どんな方にも共通して、由記さんの覚悟の度合いは、印象的であったのではないでしょうか。

お互いのビジネスプランについてもお話が大いに盛り上がったのですが、最後に「鶴屋吉信」さんの作りたての和菓子をいただいて、お開きとなりました。

次回の「会社勤めの先を考える会」は、2月~3月頃に開催する予定です。
また違ったキャリアを歩まれた方をお招きしますので、どうぞお楽しみに!

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