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中学生向けのキャリアで思ったこと~「子供は社会で育てる」には

2014.02.03

こんにちは。キャリアコンサルタントの朝生です。
数日間、春らしい暖かな日が続きますね。
ただ、私は温かくなるのがこわい…
ひどい花粉症なのです。
毎年、1月も後半になると、鼻がムズムズ…たまらず自部下に駆け込んでいました。
今年は花粉が少ないのか、はたまたヨガやバレエに励むようにしているせいか、あまりむずむずを感じません。
このまま薬を飲まずに乗り切れますよう、祈っているところです。

さて、1月の末に、所属しているNPO、GRAの活動の一環で、宮城県山元町の中学校のキャリア教育クラスに講師として参加してきました。
亘理町は東日本大震災で、人口の5%に当たる700人が死亡・行方不明となり、基幹産業であったいちご農業も、農家のほとんどが流され壊滅的な被害を受けました。
さらに、常磐線の線路が流され、また東京とつながる路線は福島の原子力発電所のために寸断されたため、人口の流出が止まりません。
もともと高齢者率(65歳以上の占める割合)は32%と宮城県でも上位にありましたが、人口流出によりそれも加速されています。
そんな街を再生のために、高付加価値いちごの栽培を軸に活動しているのがGRAです。
さらに、町の未来の担い手となる中学生を育てるために、あえて地元以外の社会人と坂元の子どもたちとの交流活動を行っているのが私の参加する「リーダー育成プロジェクト」です。

この日は中学校1年生たちに、自分の中学生時代、どんなことを考えていたか、それが大人になってどうなったのかを語りました。
自分で昔を振り返ってみると、不思議に今の仕事のやりがいの種が、中学生時代にもあったことに気づかされます。
だから中学生には、いま、自分が良いと思うこと、興味をもったことを大事にしてもらいたいと伝えたいのです。

今回であった中学生は、割とおとなしくて、まだ反抗期前といった感じ。
ややつっかかった物言いをする子も、犯行というよりは、まだ恥ずかしさが先に立っているようでした。

好きなことをあげてみよう…といった提案にも素直に取り組んでくれて、お互いが好きなことを上げていくうちに、どんどん思い出して、楽しくなっていったようです。
中には、どうしてもあげられない項目もあって、苦戦していましたが…
でも好きなことを考えている子どもって、本当にきらきらしているんですよね。
それを聞いている私まで、楽しくなりました。

私には残念ながら子供ができませんでした。
でも、どこかで自分の経験したことや思いを次の世代に伝えたいという気持ちがあります。
このプロジェクトに参加したときには明示的に思っていたわけではないのですが、何回か、中学生と話していくうちに、そんな思いが高まってきました。

そこから話が少々、飛ぶのですが…
企業で子育てと仕事に苦戦しているワークングマザーにも、その体験を私たちのように子供のいない人にもシェアできる方法が何かないかなあと感じています。
子どもたちという新しい世代に触れることは、大人にとって非常に新鮮な体験です。
時にはいうことを聞かなくて、いらっとすることも、普段の自分の生活を思い返して良い反省にもなります。
具体的にはどうしたらよいか、あまり良い案がまだ浮かばないのですが…
「子どものいない人には、ワーキングマザーの気持ちはわからないでしょ」と拒絶しては、対立ばかりが深まりますしね。
子育ての醍醐味をシェアできるというのが「子どもは社会で育てる」という意味なのではと思うのです。
20140127坂元中@山元町縮小

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