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ビジネスマナーができると仕事ができる

2014.04.08

こんにちは。キャリアコンサルタントの朝生です。
新入社員が街中でもたくさん、見られる時期ですね。
私も昨年に続き、この時期に新入社員向けビジネスマナー研修の講師を務める機会をいただいています。

企業研修講師をするようになって、まだ間もなかった1年前と、今年の自分を比較すると、ずいぶんと落ち着いて望めているあたり、少しは進歩できたかな…と感じられています。
それは、何度か講師として登壇する経験を通じて、私自身が「何を伝えたいか」がはっきりしてきたからです。

昨年の私は、とにかくビジネスマナーを「知識」として伝えることに必死でした。
何度か講師を担当するうちに、私が伝えたいことは「ビジネスマナーの後ろにあること」ということに気づきました。
相手が何を求めているか、その実現に自分はどう行動したら良いか、それをどれだけ考えられるか、その表れがビジネスマナーなのです。
そして、相手のことを思い測れること量は、多くの場合、「仕事ができる」ことに比例します。
だから、ビジネスマナーをその背景にある「相手への配慮」を理解し、それを実践できるのは、「仕事ができる人間」に成長させることにつながるのです。
私自身が社会人になりたての頃、それを実感したことがありました。

私が最初に配属されたのは、電話の手続きをする営業所のカウンターでした。
新規申し込みのみならず、引っ越し手続きや承継など、あらゆる電話に関わる手続きを行います。
引っ越し一つとっても、自分の営業所の管轄内なのか外なのか、上部組織の支社内なのか、支社を越えるのか…等、バリエーションが多々あり、毎日、マニュアルと首っ引きで手続き処理しておりました。
私は覚えが悪く、どのパターンの引っ越しに対応して、お客様に確認すべきこと、社内の処理部門に伝えるべきことを間違えてばかりいました。
「こんなにたくさんのパターン、覚えられない!」と自分でも自棄になりかけていたのですが…
あるとき、社内の処理部門や工事部門の目から手続きを見直してみました。
そうすると、これまで「間違いないようにしなくてはいけないこと」の羅列だったマニュアルの内容が、非常に説得力のあるものとして頭に入ってきたのです。
点と点が、線でつながった感覚というのでしょうか。

その後、本社の業務改善室のメンバーが、営業所の業務調査のため来所したことがありました。
どうしたきっかけだったのか、よく覚えていないのですが、そのメンバーと話した際に、「業務フローの意味をよく理解しているね」と褒められたのです。
かつては手続きを間違えない日はなく、怒られていたばかりの私だったのに…。

「相手の立場」とひとくちにいっても、お客様であったり、社内の後工程だったり、さまざまです。
しかし、ビジネスにいて「相手の立場」に立つということの重要性は、年々強く感じるようになりました。
そして、そのもっとも基本が、ビジネスマナーを学ぶことにあると思います。
「ビジネスマナー」というのは、相手への配慮の表現に他なりませんから。

<初々しい名刺交換(写真はフリー画像です)>
<初々しい名刺交換(写真はフリー画像です)>

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