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旧友からの駄目出し

2016.01.11

この記事、一度書き上げたのに、なぜか保存されなくて新年早々、くじけそうな朝生です。

昨年起こったこと、書きかけていたことを、改めてどんな意味なのかを考えながら綴っていこうと思います。 

この色とりどりの布は、高校の同級生、和泉田仁美さんの作品です。彼女は、前田雨情氏の古代染を受け継ぎ、安曇野で染色に取り組みながら暮らしています。

彼女との再会はFacebook経由。東京でセミナーを開いていて、主催者の方の投稿に、私がコメントしたことがきっかけでした。

またセミナーのために上京すると聞き、それには資格試験があって参加できないものの、夜にご飯でも食べましょうと約束しました。

うん十年ぶりの再会。その間、まったく音沙汰だったので、昔話でもしんみりできるかしら…と思いきや。話の後半は、彼女から私へのダメだしの連続打(^^;;。

「なんだか楽しそうじゃないよ」

「収益化が難しいって、それはあなたが楽しそうじゃないから、人が集まらないんじゃないの?」

「そもそも高校時代は、一人で部室でマンガ描いてたじゃない。その方が人前で話すより向いているんじゃないの?」

えーと、こちらは試験で疲労困憊なんですが…よくもそれだけ、言いたい放題言ってくれますね。それに、そんなにあなた、言いたい放題の性格でしたっけ?

そんな風にちょっとかちんときてはいたものの、指摘されたことにどきりとしたのも事実でした。

この夏から秋にかけて、依頼を受けて始めたいくつかの仕事が、あまり長く続かず、依頼先会社の事情でビジネスそのものがなくなってしまったこと。

どれも自分の責任ではないのはわかっています。でも立て続けにこんなことが起こると、社会人対象に絞ったのは自分の決断とはいえ、大学の仕事などを続けておけばよかったかと思うこともありました。

きっとそんな迷いが、久しぶりに会った彼女には伝わったのでしょう。

仕事の楽しさというのは、自分がその仕事の意義を信じられるかということと不可分です。私は自分が選んだ道に、懐疑的になってしまっていたのでした。それもちょっと依頼の仕事が中止になっただけで。(渦中の当事者には、なかなか重大に思えるのも事実ですが)

「楽しめば」という彼女の言葉に、自分の現状に気付かされたのでした。

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