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ロジカルシンキングとマインドフルネス

2017.09.07

なぜかここ最近、「ロジカルシンキング」の研修のご依頼を受けることが続きました。
そんな中で参加した、マインドフルネスをテーマにした国際会議「Zen2.0」。

「ロジカルシンキング」と「マインドフルネス」。
対立する概念と捉えられることがほとんどだと思いますが、私はどうしてもつながっているように思えてしまうのです。

というのも、「ロジカルシンキング」の最大の効用は、対象と自分との間に距離をおいて俯瞰することであると思うからです。
そして、マインドフルネスの実践においても、同じ効用を感じているのです。
「距離」は、マインドフルネスの場合は「余白」といってもよいかもしれません。

不確実な未来への不安に囚われたり、過去の出来事への後悔に苛まれたりすることなく、今ここに生きることに集中する。
でも脳は、未来や過去のことを考える傾向がもともとあるのだとか。
だから今ここに集中するには、ついつい未来や過去にとらわれがちな自分のことを客観視することが求められます。

で、その囚われの状態かどうか、チェックするには、身体の状況で感知できると思っています。
私の場合、頭の中、特に額の部分や、お腹から胸にかけてもやもやする感覚があります。

そういう状態のときは、ロジックもあまりよいものが組み立てられない。
だから机から離れて、そのもやもやを払拭するためのリフレッシュをします。

それができるようになったのは最近のことですが…。

「ロジカルシンキング」と「マインドフルネス」、対立概念というより、補完する概念のように思えるのですが…
そう感じるのは私だけでしょうか?

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