Office Carlino個人の力を組織力へ。ダイバーシティ推進・ミドル活性化は朝生容子へ お問い合わせ 子どものいない人生ポータル

就活大学生に教わる

2013.12.30

こんばんは。キャリアコンサルタントの朝生です。

大学3年生にとっては、いよいよ就職活動が本格化し、この年末年始は落ち着いて過ごせない人も多いと思います。
勤務している大学のキャリアセンターも相談にきた学生でにぎわい、年明け来月の予約枠まですぐに埋まってしまう状態でした。

そんなふうに、あわただしく相談を受けている中、はっとさせられることがありました。
「友人のおかげで、科目を落とすことなくここまで進級できました」
「あの難しい科目を無事に終えられたのは、クラスメイトの支えがあったからです」

大学生活で非常にがんばって成長したんだろうなあ…と思える学生は、成長できた要因のひとうに友人との助け合いをあげることが多いのです。
そして、自分から積極的に友人に働きかけて、協力体制を作っていくことが多いようです。

単に、たくさんの仕事を役割分担するというだけではなく、
友人たちに働きかけることで、自分の得意なことは何か、チームの中でどういった点で貢献できるのかを学んでいるのです。
だから、自己分析のネタも豊富です。
相対的に自分のことを語ることができるし、その裏付けもできます。

で、私がはっとしたのはですね…
それを自分ができているだろうか?と考えてしまったからです。

周囲に人に自分から働きかけて、そこからフィードバックを得ることをしているだろうか?
変なプライドに囚われて、自分の殻にこもっていないだろうか?

ちょうどヨガのティーチャー・クラスに通っていて、なかなか上達できない自分に焦りを感じでいた時期でした。
「できない」と思うと、次にはそれが人に知られるのがいやで、どんどん自分の中に引きこもろうとしていたことに気づいたのです。

もっと、人に働きかけよう。
そのつながりの中で、自分の現状をちゃんと認識しよう。
そうしないと成長できない。

学生とのやり取りの中で、そんなことを思ったのです。

幸い、ヨガのクラスメイトはみんな素晴らしい人で、ポジティブで役立つフィードバックをしてくれました。
何より、自分のコンプレックスをさらすことで、他の人もそれぞれ悩んでいることも知ることができました。

「できない」と思った時ほど、自分の殻に閉じこもらず、他の人とつながっていくことが大事なのかもしれません。

blogramランキング参加中!
就活_1~1
<就活生、がんばれ!>

←記事一覧に戻る

MENU

CLOSE