ラジオ番組「エイジング・グレイスフリー」に出演しました
2020.08.22
先日朝日放送「エイジング・グレイスフリー」というラジオ番組に出演しました。
以前に子供のいない人たちが組織の中で感じている不安や不安不利益等についてのアンケート調査を行った結果が、朝日新聞に掲載されたのが出演のきっかけです。
今の世の中、すごいですねー。
札幌にいながら東京からの番組にオンライン出演できるのですから…。
アンケートで見えてきたのは、「子供のいない人」は、組織の中ではまるで「透明」な存在であるかのようなです。
残業や休日出勤等を行って当たり前だし時間の自由も聞くからそうした状況についても不満などを持ってはいないだろう…
まるでプライベートはなくてもよいと思われている存在。
そして、そのことに何の感情も持ってはいないような存在。
実際にアンケートでもそのような声が多数寄せられました。
「そんな不満を抱いてはいけない」とも。ネガティブな思いを抱くと、それは子供のいる人への嫉妬と捉えられかねないという意見も。
そうした環境に対して「言っても無駄」と思って何も言わないでいる人も少なくありません。
でも、理不尽なものは理不尽。
声を出さない限り、解決にはつながりません。
新聞やラジオといったマスメディアにこうした声を取り上げていただくことで、これまで「ないこと」にされていた存在に光が当たり、思いある存在感として配慮されるようにと願っています。
ただ私の反省は、今回のラジオ番組では十分にそうした思いを伝えることが出来ませんでした。大反省…
私自身の準備オンラインでの出演と言うことで事前に十分に場の雰囲気や前提と言うものを理解しきれなかったことも原因の1つだったように思います。
せっかくのラジオ登壇と言う与えられたチャンスを十分に生かせなかったことの反省は次にぜひ活かします。
もし次の機会があればですけれども。
いずれにしても子供のいない人なかったことにされてしまいがちな人の声の代表的なものとして私はこれからも伝え続けていきたいという思いを新たにしました。