市民後見人養成講座 無事修了
2025.02.19

うれしー!
昨秋から受講してきた東京大学での「市民後見人養成講座」、修了課題やテストを経て、無事に修了できました。
ちなみに、「市民後見人」とは、以下のような制度です(「ニッセイ基礎研究所 2024年05月28日」)
|市民後見人とは
市民後見人は、「弁護士、司法書士、社会福祉士、税理士、行政書士、精神保健福祉士及び社会保険労務士以外の自然人のうち、本人と親族関係(6親等内の血族、配偶者、3親等内の姻族)及び交友関係がなく、社会貢献のため、地方自治体等が行う後見人養成講座などにより成年後見制度に関する一定の知識や技術・態度を身に付けた上、他人の成年後見人等になることを希望している者」とされる。つまり、弁護士、司法書士等の専門職以外で、本人と交友関係のない一般市民が地元の市町村等において成年後見制度に関する所定の研修を受講することにより、家庭裁判所から選任されて自身の親族以外の後見業務を行う仕組みだ。
受講した直接の理由は、一般社団法人WINKの活動です。子どものいない人たちのコミュニティを運営しているうちに、身寄りのない場合の老後不安が自分ごととしても気になるようになってきました。
また、キャリアコンサルタントや産業カウンセラーの仕事をする中で、福祉行政のことをあまりに知らないことに気がつきました。
これまでの自分の生きてきたフィールドとは違う福祉や法律の世界。メインフィールドはビジネスとしていくにしても、福祉のことを知っていれば、クライエントの働き先としての企業だけでなく、地域社会のリソースも活用できるようになれるのではないか…そんなことも考えています。
早速、契約企業さんでのカウンセリングで、親御さんの介護について相談を受け、ここで学んだ内容を使ってアドバイスもできました。
こらからは、こうした社会制度についても学び、発信もしていきたいと思います。苦手意識を持っていたのですが、そんな私でも修了できたことで、背中を押してもらえた気がしています。