来年の今頃、自分は成長しているか~2020年の初めに思う
2020.01.06
2020年が明けました。
喪中のため新年のお祝いは控えさせていただきますが、今年もよろしくお願いいたします。
明日から仕事はじめの方も多いと思います。来し方を思うにあたり、目についた「名言」があったのでご紹介します。「経営の神様」と称された松下電器(現パナソニック)の創業者である松下幸之助氏の言葉です。
「人と比較をして劣っているといっても、決して恥ずることではない。けれども、去年の自分と今年の自分とを比較して、もしも今年が劣っているとしたら、それこそ恥ずべきことである」
2019年の正月と比べて自分は成長しただろうか?
2021年の今頃、自分はどうなっていたいだろうか?
私自身の2019年を考えると、多少は肚が座ってきたように思えます(見ようによっては、ずうずうしくなったとも言えます(-_-;))。
その実感の背景には、海外での国際会議の参加や山伏修行といった初めての経験がありました。自分にとってはびくびくしながら挑戦したことを何とかやりおおせたことが多少の自信がつき、肚の座り具合に影響しています。
一方で、後悔もあります。特に義母の介護と死については、自分の見通しの甘さに対して苦い思いが今でもこみ上げてきます。
また、新たな迷いが生じた年でもありました。
法人向けの仕事(企業研修講師や働き方コンサルティング)が軌道に乗ってきた一方で、何でもかんでも来たお話を引き受けていて、自分自身が消耗した感がありました。ひとつひとつを振り返る余裕がないせいか、登壇していても、これまでのような手ごたえが薄れてきたようで、このままではいけないとも思っています。
ひとつ確かなのは、来年の自分が成長しているためには、こうした後悔や迷いから目を背けてはいけないということです。こうしたネガティブな思いはすぐに解決するものではありません。しかし、忘れずに向き合うことで、どこかで活路が見えてくるのだと信じています。
そして、今年も新しい挑戦をして、自分で自分の背中を押し続けたいと思います。
皆様にとっても2020年が実りある都市となりますよう心からお祈りいたします。