Office Carlino個人の力を組織力へ。ダイバーシティ推進・ミドル活性化は朝生容子へ お問い合わせ 子どものいない人生ポータル

テーマは”リジェネレイティブ”@ふらの女性サミット 2025 Part2

2026.03.08

Part1で述べた通り、2025年の「ふらの女性サミット」で、私にとって最大の衝撃だったのが、哲学者・永井玲衣さんのファシリテーションによる哲学対話でした。題して「問いでつながる」。

当初は「講演」という触れ込みでしたが、蓋を開けてみれば、それは体感型の「ワークショップ」。

正直に申し上げれば、私はそれまで永井さんのことを存じ上げず、「若い女性の講師が、一体何を見せてくれるのだろう」という程度の軽い気持ちで臨んでいました。 しかし、開始早々、彼女の言葉に激しくハッとさせられることになります。

心に残った永井さんの言葉たち

• 「対話」とは「話し合い」ではなく、「聴き合う場」である。
• 「話し合い」と言った瞬間に、「話さなければならない」というプレッシャーが生まれる。それでは誰かが居づらくなってしまう。
• 「ここなら居てよい」場=「なら場」にしましょう、という呼びかけ。
• 私たちは、共に考えることに「慣れていない」というより、「傷ついている」。
• 急いで喋らなくていい。ゆっくり聴いて、共に変わりましょう。
• 問いは、ゆっくり、ゆっくり育つもの。
• 「わからなさ」を分かち合う問いから。「うまく言えない」から始める。
• 哲学は長い間男性のものだったが、周縁化された人々もずっと哲学をしてきた。
• 「ずっとそうだったこと」に抗う。それは、自分の言葉を取り戻すこと。
• 「悩み」は個人化されやすい。だからこそ、全員がつながれる「問い」を探す。
• 問いはお神輿。重いけれど、みんなで「ワッショイ」と担げば盛り上がる。

発想が180度転換したワーク

ワークショップは、まず「つまらない問い」をお互いに出し合うことから始まりました。ここで最初の衝撃を受けます。
実は「つまらない問い」を出すのは、意外なほど難しいのです。一生懸命に「つまらなさ」を突き詰めても、誰かが「それ、実は面白いかも!」と拾い上げてしまう。
次に、その「つまらない問い」を「つまらなくない問い」へと変換していくプロセスへ。そこでもまた、大きな気づきがありました。

←記事一覧に戻る

MENU

CLOSE