パートナー選びで気を付けること
こんにちは。キャリアコンサルタントの朝生です。
今日は、働く女性のパートナー選びについてちょっと考えることがあったので、つづってみたいと思います。
というのも、この5月で、私は結婚生活、まる20年(21年目!)を迎えることに気づいたからです。
結婚10年を過ぎたころから、もう「何年目」と数えることもしなくなっていますが、改めて20年…
結婚する前は、子どももいなくて夫婦二人で、こんなに長い時間を過ごすことができることに、正直懐疑的でした。
子どもがいれば、その成長が刺激となって続くのでしょうが、いい年をした大人二人が、何十年も一緒に生活できるということが、不思議でなりません。
時には喧嘩しながらも、こんなに長く結婚生活を続けてこられたのはなぜでしょう?
もしもう一度、結婚する決断をするとしたら、何を基準にしたらよいのでしょうか?
それは「夫の母親で判断すること」だったのではないかと思い当りました。
私が夫と交際をしていた頃、夫の両親は地方に赴任していました。
義父の赴任が決まった時、夫は、義母は家に残り、義父が単身赴任するものと思っていたのに、母親も義父についていくと聞いて、驚いたそうです。
それだけでなく、義母は、夫が若さゆえのハチャメチャな生活をしていても(今はすっかりまじめ(なはずだよね(^^;))の夫も、若い頃は破天荒でしたね)、うるさく言わない、干渉しないスタンスを取っているように見えました。
夫とは最初に入社した会社の同期なので、交際する前から知っていたのですが、その頃から「割と放任されているんだなー」という印象を持っていたのです。
息子(=夫)が会社の用事などで頼みごとがあると、それには喜んで聞いてくれて、求められれば応えるといった程よい距離感に感じられました。それは、もし私に子供がいたら、そうありたいと思えるスタンスでした。
結婚を考える段になり、夫だけでなく、相手の家族を自分の家族と思えるか、と考えたときに、このお義母さんなら大丈夫だろうと思えました。息子との距離感のとり方が、程よい・・・誤解を恐れずに言えば「クレバーな義母」と思えたのです。
結婚当初のその印象は、20年経った今でも揺るいだことはありません。
夫よりも遅く帰る、子どもはできない…世間の常識からしたら、とんでもない嫁と思えるでしょう。
義母自身は、典型的昭和一桁であった義父につかえ、姑に仕えた人生でしたが、私には同じ行動を強いるようなことを一言も言ったことはありません。
それがどんなにありがたいことか。
もし、もう一度、結婚を考えることがあるならば、やはり義母を「おかあさん」と呼びたいと思っています。
その判断は、私の人生の中でも最良のものの一つです。
そしてパートナー選びを考えるすべての女性に、「彼の母親を見て決めてね」とアドバイスします。
2014/03/25 | キャリアコンサルティング パートナー, 結婚
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