講師向け「アンコンシャス・バイアス研修」説明会での反省
2025.09.16
日本プロフェッショナル公式協会の会員向けにアンコンシャスバイアス研修のコンテンツを提供して今年で5年目。
今年は「アンコンシャスバイアス」そのものの定義が議論を呼んだこともあり、どういったアプローチにしたらよいか、コンテンツ見直しには非常に悩み、苦戦しました。
苦戦の結果、できあがった研修コンテンツですが、当初は反省ばかりでした。
当初から実施していたある演習について大幅に見直しをかけたのですが、6月に開催した、今年度初めて申し込みの方向けの説明会では、その意図や他の演習との関係性が十分に伝わりきれなかったのです。
十分にお伝えできず、事後のアンケートで指摘を受けたのが、アサーティブや傾聴といったコミュニケーション技法とアンコンシャスバイアスの関係です。新たな演習について、「それはコミュニケーション研修の演習ではないのか?なぜアンコンシャスバイアスの研修で行うのか?」そんな質問がありました。
アンコンシャスバイアスは無意識ですが、実は日々の言葉や振る舞いに現れます。そして現れた言動が周囲の人にもやっとした嫌な気持ちにさせたり、傷つけたりすることがあります。これらをマイクロアグレッションと呼びます。
無意識、無自覚だからこそ、個人の意識下で注意してコントロールする事は難しい。だからこそコミュニケーションの技法と言われているものが役立ちます。いわゆる方ですね。
型を身に付けることで、無自覚に出てしまう差別的な小さな攻撃を防ぐことができるのです。そんな意図での演習でした。
当初の説明会から数ヶ月後に行われた、過去申し込みの方向け勉強会では、最初の反省を生かして、演習のつながりについての説明を改善したつもりです。演習の意味合いなどのつながりはお伝えできたのではないかと感じています。私の説明不足で十分に理解いただけなかった方にも、ぜひ勉強会の動画を見ていただけたらと思っています。
自分ではわかってできることを、人に伝えるのはやはり難しい。改めて反省をした体験でした。
個人の力を組織力へ。ダイバーシティ推進・ミドル活性化は朝生容子へ