Office Carlino個人の力を組織力へ。ダイバーシティ推進・ミドル活性化は朝生容子へ お問い合わせ 子どものいない人生ポータル

吉田恵里香さん講演会@お茶の水大学

2026.01.17

「虎に翼」の脚本家、吉田絵里香さんの講演会に行ってまいりました。
会場はお茶の水女子大。とらちゃんのモデルとなった三淵嘉子さんは前身の東京女子師範学校の卒業生というご縁。
会場の徽音堂でも学ばれたか?と思ったけど、こちらは1932年竣工ということで、ご卒業と入れ違いだったか…

吉田さんの講演で印象に残っていたことのメモです。雑駁ですが…

・40代までに朝ドラを担当したいとかねがね公言。「恋せぬ2人」がご縁で声をかけられた。書くなら女性3代に渡るクロニクルを、と考えていたが、「カムカム」で先にやられてしまった。もう一つのテーマ案が「ケア労働」だった。

・誰かモデルを、と言われた時に「つよつよの人を」とお願いした。そこで出てきた1人が三淵嘉子さん。当時はWikipediaにも名前がなく、その実績の大きさに対してあまりに情報がなかった。これはなんとかしなくては、と思った。

・一番参考になったのは、一緒に働いた人が残した「追悼文集」。殿様判事で有名な内藤頼博氏が取りまとめをされた。偉人伝にはしたくなかったが、ここに三淵さんの人間味あふれる様子が描かれていた。

・現代ドラマを専門にしていたので、元々は時代ものは考えていなかった。しかも法曹界となると知識もハンパなく必要。NHK解説委員で「家庭裁判所物語」の著者である清永さんがサポートしてくれて決意できた。三淵さんなら、かねがねテーマと考えていた「ケア労働」も描けると思った。

・三淵嘉子さんがあれだけの実績残されたのは家族等に恵まれた環境であったことは否定できない。その環境を活かして弱い立場の方のために働かれたのはやはり敬意を覚える。

・女性が認められるためには、残念ながらまだ男性から引き上げてもらうようなサポートが必要なのご現実。でもそれは女性の力不足ではないことを忘れてはならない。

・2024年だからあれだけ共感を呼んだのかも。2025年だったらもっと批判された可能性がある。息苦しさ、しんどさがら強くなっているように感じる。

・「男らしさは」「◯◯は」といった雑なカテゴリーは、人間の本能から生まれる。丁寧に考えるのは脳がエネルギー使いたがらない。そんなシーンに出会ったら正面切って異論を唱えるのは難しくても、少なくとも「ん?」という顔をしてみる。誰かを笑うようなシーンだったら、1人でも笑わない。

直接、その言葉自体は出てこなかったものの、「アンコンシャス・バイアス」や「アクティブバイスタンダー」の役割など、私が研修等でお伝えしていることに通底する内容でした。共に闘っているような気がして、励まされました。
1月に3日間あった研修が先方の社内都合で延期(実質的には中止?)となって、落ち込んでいたのだけれど、そんなことで負けてはいられない。がんばります!

←記事一覧に戻る

MENU

CLOSE