札幌の雪国生活
2021.01.15
札幌の人口はおよそ197万人。
このクラスの都市としては、異例なくらいの積雪量を誇るのだそうです。
引っ越してきてからこのことを知った私は、冬を戦々恐々とした思いで迎えました。
11月に入ると、町は一気に冬支度に入ります。
屋外の公衆トイレはクローズされ、レンタサイクルも撤去。
滑り止めの砂のコーナーに砂袋が設置されます。
ところが今シーズンは初雪が遅かったようです。
根雪になったのも12月に入ってから。
とはいえ、初めて日本海側に住む私からすると、気が付くと雪が舞っているのは驚き以外の何物でもありません。
デスクに向かってふと窓に目をやると雪。
スーパーで買い物をして外に出ると雪。
よく降るなあ…と思います。
そんな雪国生活で驚かされたのは、傘をさす人が少ないこと。
昨日から今朝にかけて、降り続いていましたが、私が見た人のうち、9割がさしていません。
そのことをFacebookでつぶやいたら、札幌出身の人に「冬は傘をたたみます」とコメントされて試編みました!
さす人が少ないとは聞いていたものの、思った以上に少ない。
帽子やフードをかぶって行き来しています。
雪の質が水分が少なくてさらさらしているということもあるでしょう。
ぬれずに、さっと払えば済みます。
また、生活してわかったのは、傘をさすと道の行き来が不便なこと。
真冬日が続くので、除雪された雪の山は解けずに、どんどん積みあがっていきます。
そのため歩道も車道も道幅が日に日に狭まります。
傘をさしていると、そこをすれ違うのは難しいのです。
加えて、油断できないのが足元の悪さ。
凍ってアイスバーンになっているところもあります。
傘をさして手がふさがってしまうと、いざ滑って転んだ時に危ない。
そんな理由もあるように思います。
数えたわけではないんですが、バッグもリュック型か斜め掛けスタイルが多いように思うのですよ。
手を開けておくのがスタンダードなのではないですかね…。
札幌生活、サプライズが次々と。
ところ変わればなんとやら。
楽しんでいます。