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WINKセミナー報告 子どもがいない人のための「人生100年の時代 安心して“生ききる”ために ~健康寿命を延ばす~」

2021.08.18

7月最後の日曜日、「子どもがいない人のための人生100年の時代 安心して“生ききる”ために ~健康寿命を延ばす~」と題したセミナーを開催しました。

前半は後見制度について学び、後半は「身体的」に健康寿命を延ばす方法を学ぶ2部構成です。

ところで7月のセミナーの報告をする前に、なぜ(一社)WINKとしてセミナーを開催しているかを説明させてください。

ここのところ「人生100年」と世の中では叫ばれています。確かに周囲を見ても90歳代の人はそう珍しい存在ではなくなってきました。
が、オレンジページが行った調査によると、6割以上の女性が「百歳まで生きたくない」と答えているのだとか。
逆に、長生きに必要なものとして挙げられた上位のものが「収入や貯蓄」、「全身の健康維持」、「判断力、ボケていない脳」とのこと。

この3つはどれも一朝一夕には得ることはできません。今のうちから備えておくことが必要です。
だから(一社)WINKでは、長生きに必要な3条件について、どう準備していったらよいか、知識を身に着けお互いに意見交換しながら考えていく場としてセミナーを開催しています。

5月のセミナーでは「お金」について学びました。
そして、7月に行ったセミナーで「健康寿命」をテーマにしました。

そこでテーマが健康寿命なのに「後見制度」?と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。

日本では、老後を支える様々な制度があります。
ただ、それを使うにあたっては自分で選択する必要があります。
誰も「こうしなさい」とは決めてくれない。

判断力があるならばそれはもろ手を挙げてすばらしいと歓迎できます。
でも、その時に適切な判断力があるかは問題です。
かつ、自分の生き方について判断の軸が明確にあるかも大事です。

そのために存在するのが「後見制度」。
特に、意思決定能力があるうちに将来の後見人と契約する「任意後見制度」は、自分自身の生き方や価値観を反映しやすいものとして知っておきたい制度であることをお伝えしました。

後半は、身心における「健康」を維持する方法についてお伝えしました。
実は、老年期の健康には、「更年期」の過ごし方が深く影響するのです。

たとえば大腿骨の骨折がきっかけで寝たきりになるといった例をよく聞きますが、更年期のホルモンの変化が骨密度を低下させ、骨折しやすくなります。

では日常生活の中でどうしたらよいのか?
運動やカルシウムをとるのはご存じの方も多いと思います。
でもその効果を最大化するカギとなるのは「日光」。
屋内で運動しているだけではなく、太陽の光に当たるのが重要なのです!
そしてそれは脳や精神面での健康につながってもいるのです!!

心身の健康パートは、私が当事者として、またヨガ講師(なんちゃって、ですが)としての知見をお伝えしました。

参加された方の感想をご紹介します。

・新しい情報をいただきました。
・老後の、特に自分が判断できなくなったときどうするのか、について、とても勉強になりました。
・後見人制度について学べて良かったです。体調管理についても改めてがんばろうと思いました。

一人だとなかなか行動に移せなかったり続かなくても、仲間がいると励みになりますよね。
ぜひWINKのセミナーに参加して仲間を見つけてください。
次回は9月26日(日)を予定しています。
テーマは「マンダラエンディングノート」。
楽しく話し合いながら、老後に向けて準備がひつようなことを確かめていきます。特に自分がどんな老後でありたいか、死んだあと、同記憶されたいか…そんな価値観を確認したい方におすすめです。
Facebookや、イベントの申込サービスPeatixで詳細をお伝えするので、ぜひフォローをお願いします。
お楽しみに!

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