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「会議運営ファシリテーション講座」に登壇

2018.02.08

先日、「会議運営ファシリテーション講座」に登壇してきました。

各種のコミュニケーションスキルのテーマで登壇することは多違法だと思いますが、「ファシリテーション」をテーマにしたものはあまり機会がありませんでした。
おそらく「ファシリテーション」というものが、まだ日本ではそれほど浸透していないのだと思います。
とはいえ、あえて挑戦したことで、私自身にとっても学びの大きい経験になりました。

「会議運営」というテーマで考えると、どんな問題があるでしょうか?
そんな意見交換から研修は始まりました。

・意見が出てこない
・結論が出ず、結局何のために集まったのか疑問が残ってしまう
・声の大きい人に引っ張られてしまう
・決まっても実行されない
などなど…。

みなさん、なんとか会議を意味あるものにしようと、日々悩まれている様子がうかがえます。

しかし、「ファシリテーション」は、実は「こんな会議にしなくちゃ」というこだわりを捨てることからスタートするのです。
逆説的ですが…。

話をしやすくする要素技術はあるので、そういったものもお伝えします。
あるいは、「自分は何のためにここにいるのか?」とメンバー自身が思ってしまうような参加者の人選はしていないか、など準備段階で留意する点もお伝えします。

そうした条件をそろえたうえで、最終的には、ファシリテーターが参加メンバーを信じられるか否か…
それが有意義な会議にできるかどうかの分岐点であるのだと、講師準備をしながら気づいたのでした。
ある意味、クライアントの力を信じるというカウンセリングにも通じます。

「自分が何とかしないといけない」と思った方たちなので、発想をひっくり返されたように感じられたかもしれません。
しかし、こちらのお伝えすることを真摯に受け取り、演習にも真剣に取り組まれたことで、文字開示なんながらもファシリテーションのエッセンスを掴んでいかれたようです。
有意義な「会議」につながることを期待しています!

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