北大HSIで登壇 「みんなのD&I」
2024.08.31
8月末~9月頭は札幌で過ごしています。
昨日30日は晴れて(東京に比べると)気持ち良い気候だった札幌。
(台風10号でご苦労されている方には申し訳ないような…)
昨日30日は晴れて(東京に比べると)気持ち良い気候だった札幌。
(台風10号でご苦労されている方には申し訳ないような…)
念願の?北大で登壇してまいりました。
大学の先輩でもあり、キャリコン仲間でもある飯田 良親さんが担当するHokkaido Summer Institute(HSI)の講座にゲスト講師としてお時間をいただいたもの。
昨年は受講者としてHSIに参加したので、講師として登壇させていただけたことに感慨深いです。
登壇した講座は「就業・起業・キャリアアップ みんなに関わるD&I ~D&Iの最前線から」。エフェクチュエーションやシステム思考など、ビジネスを創り出すのに有効な思考方法を学ぶもの。
私が担当したのはその中で「アンコンシャスバイアス」についての講義でした。
ビジネスを創っていくうえで、バイアスにとらわれていてはイノベーションは生まれません。
それに加え、この講座に参加する人は社会でなにがしかのリーダーとなりうると想定し、どんな組織やチームをつくってほしいか、DE&Iの観点で考えていただきました。
ビジネスを創っていくうえで、バイアスにとらわれていてはイノベーションは生まれません。
それに加え、この講座に参加する人は社会でなにがしかのリーダーとなりうると想定し、どんな組織やチームをつくってほしいか、DE&Iの観点で考えていただきました。
意外だったのは、今の大学生、アンコンシャスバイアスをすでに学んでいるのだとか。高校の家庭科で!男子学生から「家庭科で」ということが新鮮なのもジェネレーションギャップを感じますね
社会人受講者をある程度想定した内容だったので、学生にどこまでわかってもらえるか少々気になりましたが、鋭い指摘もしてくれ、たくさんの質問もあり、吸収していただいた実感あります。そしてこれまで意識したことのなかった自分の「マジョリティ性」に初めて向き合ったことに、多分、抵抗も覚えているのだと思います。それは自然な反応ですが、そうした記憶はきっと後々、活かしてもらえると期待しています。
もうお一人、ゲスト講師として、同じくキャリンで札幌在住の真光智美さんが、稲森イズムについて講義をされました。
日航機事故でJAL社員として壮絶な体験をされた真光さん。だからこそ、ビジネスにおける「人としての正しさ」を追求する稲盛イズムは意味があったんだと、私も納得できました。
「人としての正しさ」は、DE&Iに通じるのだと思います。そのことが受講者に伝わると良いなあ…
余談ながら、講義した工学部の校舎には冷房がなく(北海道あるあるですが)
温暖化が進む中で、日本を代表する頭脳がこんな過酷な環境で学んでいるのかと思うと、なんかいろいろ言いたくなる朝生でした。(「動物のお医者さん」当時と変わってない…)
温暖化が進む中で、日本を代表する頭脳がこんな過酷な環境で学んでいるのかと思うと、なんかいろいろ言いたくなる朝生でした。(「動物のお医者さん」当時と変わってない…)
飯田さん、貴重な機会をありがとうございました!