独居は認知症対策がうちにくい現実
2018.08.05
今朝のNHKニュースの特集で、認知症の問題が取り上げられていました。一昨年、認知症やその疑いのある症状で行方不明になった人は1万人近く。そしてNHKがその中から調べた400人のうち、死亡していたのは112人。さらにそのうちの3分の1は独居老人だったそうです。
独居の場合、認知症の症状が発見されにくく、自分でも気づかぬうちに徘徊など認知症独特の行動をとってしまう。その結果、行方不明や死亡と言った結末につながりやすいというニュースでした。
自分の親のこととして認知症について関心は持ってたものの、「独居」という点に焦点をあてたこのニュース。子供のいない自分自身の将来の問題として、考えさせられました。
もちろん、独居は、必ずしも子供の有無に直接関係するわけではありませんが、接点の多い身内としての子供がいないという状況は独居になりやすいことは否めないと思います。
認知症の代表的なものであるアルツハイマーは、20年、30年かけて顕在化するとも言われています。つまり、年を取ってからの認知症予防は、中年期である今から対策を打っていく必要があります。
だからといって何か特別なことをしているわけではないヘタレな私ですが、せめて物忘れのひどさなど、早期に発見できる症状は、周りの人とお互いチェックしていきたいなあと思った次第です。
(既に物忘れがひどい気もするんですが…)
2014/4/17 掲載