男4割、女3割が生涯無子になるという衝撃
2018.08.05
『超ソロ社会』『結婚しない男たち』といった著書もあるコラムニスト 荒川和久氏が、日本人が生涯、子どもを持たない率を算出してコラムとして発表しました。(日経新聞 COMEMO 6/6付)
国の統計による「生涯未婚率」に、荒川氏が独自に推計を行ったところ、男性では4割、女性は3割が生涯子供を持たないという結果になりました。
最も大きな要因は、未婚率の上昇ですが、結婚した夫婦も1割は、子どもを持たないまま生涯を終えるという試算です。2010年の国立社会保障・人口問題研究所の長サルによると、初婚同士の夫婦で「結婚したら子どもを持つべきだ」に「反対」と答えた夫婦は約4分の1であることを考えると、この1割という数字は、もっと高くなるかもしれません。
こういったデータを見ると、「子どもがいない」という属性は、既に「マイノリティ」とは言い切れない規模になりつつあると言えます。そして少子化・人口減少というのもリアルな未来です。だとしたら、その現実を前提に、私たちは未来像を描いていく必要があるのだと思います。
次世代に負担を残さないとはどういうことか?
さらに、子どもを持つ以外に、次世代に貢献するにはどうしたらよいか?
皆さんのご意見をぜひ聞かせてください。