自己理解を通じてストレスに強くなる
2014.06.24
「自己理解を通じてストレスに強くなる」をテーマに、朝活セミナーと夜の自主開催セミナーと、ダブルヘッダーでセミナーを開催しました。
ある心理検査を使って、ストレスにどう対処するかの自分の傾向を知るというものです。
朝活は、7:15からという早い時間帯で、かつ時間の関係で検査も簡略版のみ実施しましたが、非常に熱心に検査やディスカッションに参加していただけました。
女性だけということもあり、かなり和気藹々とした雰囲気に。
夜は本格的な検査を使って、自分のストレス対処に見られる傾向(癖)の背景にある、自分の性格や対人関係の持ち方を把握し、そこからさらに新たなストレス対処法を探るというもの。
たとえば、私の場合は、性格検査によると、組織への適応性が高く、かつ、世のため人のためにに尽くしたいと思うタイプ。
かつ、仕事をできるだけ一人で解決しようとする傾向があります。
そう書くと、組織人としての適性が高いタイプのようですが、その性格が否定的に出てしまうことがあります。
どういうことかというと、ストレスが高まると、性格の否定的な面が現れがちなのですが、そうなると
「こんなに私は会社のために尽くしているのに」
「それをどうして会社はわかってくれないんだ」
・・・そんな風に考えてしまうのです。
自分で受検した結果をみて、上のようなことに思い当った時は正直ショックでした。
でも、さらに考えてみると、会社のために仕事を頑張ること自体は、決して悪いことではありません。
それに過度に依存しすぎて、「会社」が自分の人生の成否を決めてしまうかのように受け取ってしまうことが問題なのです。
そして、検査結果から、私には好奇心や創造性が豊かであることも発見できました。
だとしたら、私はそれらを強みとして使い、「会社」の基準から解き放たれたら、「認められない」というストレスから自由になれる気がしました。
「ストレス対処」というと、瞑想とか運動とか、ノウハウは世に溢れています。
でも、自分自身がどんな性格なのか、何を大事にしているのかを捉えないと、本質的な解決にならない気がします。
何をストレスと捉えがちなのか、
また性格をどう活かしたらうまくストレスに対処できるか
その考察を通じて、自分自身にOKサインを出せるようにすること
そんなことを目指して、今の仕事をしているのかな…と思ったのでした。