老親の自動車運転問題
2020.04.26
東京を離れるにあたって一番の心配は、実家の老親のことです。
特に父親は運転が荒いところがあり、何度か接触事故を起こしたことも…。
これまではら父親自身の責任と思っていました。が、ここ数年、高齢者の重大な運転事故が目立つため、今年に入り、実家に帰って免許返納に関して家族会議を行いました。
自分も運転する母からは、強く「お父さんに、自動車免許返納するよう説得してほしい」と言われていました。
とはいえ、私の実家は最寄り駅まで15分はかかる場所です。
活動の基本となる車をいきなりとらりあげると、今度は痴呆が進むのでは、と気になります(実際にそうした研究結果もあります)
とはいえ、誰かを傷つけることは避けなくてはならない。
妥協案として、まずは実家の車に運転見守りサービスを導入し、運転の状況を客観的に把握することにしました。誰が運転していたかまではデーからわかりませんが、異常があればこちらから実家に確認はできます。
ところが、その導入にあたり、今度は母親が抵抗。「私の運転は安全なのだから、私の運転まで監視される必要はないでしょ」
なんなんだー、その「自分だけは大丈夫」という正常化バイアスは〜!
人間は、歳と共に頑迷になっていくものなのでしょうか?
まさか母親が導入のハードルなるとは思いもしませんでした。
なかなかうんと言わない母をなだめすかして、導入には漕ぎ着けました。
今のところ、安全運転が保たれ、事故も起きていません。できれば、「この状態になったら免許証返納」という基準が確立していると、判断も容易になってありがたいのですが…
距離が離れると、親のへの心配も増えます。
会って話せないのももどかしいです。