【取材】プレシニア世代の住み替え
2016.05.23
昨日、結婚して23年の記念日を迎えました。
ううむ。
人間にすると、大学を卒業して就職するぐらいの年数を夫と一緒に過ごしてきたわけですね(^^;)。
この数年、引越しを重ねることになり、これからの人生をどう過ごしていくかを問われてきた気がします。
郊外の実家の近くから思い切って都内に移り住み、夫婦二人の生活を充実させていこうと考えたのです。
少し前に、そんな考えについて取材を受けました。
▼マンションライフについての情報発信サイト「Major7」)
「住み替えで見えてきた、プレシニア世代夫婦の「ほんとうに大切なもの」とは?」
引っ越しが重なり、最終的に「買い換える」選択をした私たち。
今後の収入が見込める若い世代ではなく、仕事人生の終わりも近くなった年齢で、新たにマンションを買うということが、正直怖いな…という思いもありましたが、思い切って購入。
一生懸命、働かなくては(^-^;
以前に住んでいた千葉のマンションは、実家の近く。
「子供が生まれたら手伝ってもらうのに都合がよいかも」という目算もありました。
ただ、毎日最寄り駅まで自転車を使うほどの距離があり、一番近いお店は幹線道路を渡らないといけないという不便さ。
週末は車で大型スーパーに買い出しに行っていました。
若い頃はそれでもやっていけると思っていたのですが、年齢を重ねるにつれ、ちょっときつくなってきたのですよね。
ちょうど、これから先の人生をどう過ごしていきたいのか?を考えさせられる出来事が続きました。
私がフリーランスになり、仕事の拠点のある都内までの時間や交通費の負担もばかにならない…
また40代を過ぎて、子供を持たないことがほぼ明らかになり、相続や親の介護などについて、ある程度見通しがついたことも住まいをどこにするか、考え直すきっかけとなりました。
その中で感じたのは、環境も自分の価値観も、変わっていくものだということ。
「変わる」ということを前提に、住まいも選んでいったほうが良いと思っています。
今の住居は非常に気にいっています。
バリアフリーにもなっていて、年を取ってからも住み続けるつもり。
意図しなかったことですが、近所に友人たちもかなり住んでいます。
彼ら彼女たちと、これからも仲良くやっていけたらよいなあ…
でも「執着」はせず、必要な時には動く判断もできるように、心の準備はしておきます。
そのためにも、家の中のものは増やさないようにしなくては…(笑)
過去の引っ越し2回では、引越屋さんに驚かれるほど、ものが多かったので。
親の介護など、まだこれから先に出てくる課題はあるかもしれません。
どんな変化があっても、柔軟に対応できるよう、身軽でいたいなあと思う今日この頃です。