メルマガvol76発行しました~「コロナインパクトでも幸せ」
2020.05.28
5月27日にメルマガvol.76を発行しました。
緊急事態宣言解除明けということもあり、この自粛期間中のことを振り返っての思いを「あとがき」に記してみました。
この期間中に感じたこと、学んだことを、今後に反映して、変な後戻りをしたくはないと考えています。
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先日、「幸福学×経営学」と題したオンラインの公開講座に参加しました。
「ホワイト企業大賞企画委員会」の主催です。
そこで、参加者がグループディスカッションをする時間が設けられていました。
その中で出たテーマの一つに「コロナインパクトの自粛期間中、幸福と感じたか?感じたとしたらどんなことで?」というものがありました。
理由は様々でしたが、興味深いことに私のグループの参加者すべてが「幸福だった」と評価していました。
「家族と過ごす時間が増えた」
「普段、敷居が高いお店のテイクアウトがおいしかった」
こうした理由はよくわかります。
しかし、仕事が急になくなって苦労した方もいたにもかかわらず、「幸福だった」と評されていたのは、ちょっと驚きました。
その方は、仕事の危機を迎えて、かえってスタッフが団結したことが、とても幸せに感じたのだそうです。
逆に、この危機で、周囲の人の本質が見えてきたというのもあるかもしれません。中には失望することも…
私の例でいえば、ひそかに尊敬していた支援職の人が、SNSで「コロナ危機で、経済的苦境に陥ったのは、日頃の備えが足りない自分の責任だ」と自己責任論をぶっていたのに、非常にがっかりさせられました。
自分の責任はもちろんあります。
しかし、自分ではどうしようもない要因で苦境に陥った人も少なくありません。
支援職の人は、そうした立場の人を思いやることを忘れてはいけない…そんな風に思ったのです。
もしかすると、こうして自分の周囲の人のことが良く見えたこと自体が、コロナインパクトでの「幸福」なのかもしれません。