【掲載報告】Oggi1月号「事務職女性特集」にコメント掲載いただきました
2017.11.27
小学館「Oggi」1月号の特集「壊すか?留まって闘うか? 事務職女子の『天井』」に、コメント掲載いただきました。(ここでの事務職は、一般職と同意)
私が独立してキャリアカウンセラーとして転職相談を始めて、まず驚いたのが、事務職志向の人の多さでした。
「長く働きたいから、無理をしないように事務職を」…
均等法世代にとっては、働き続けるためには男性と同等の働き方をすることが前提でありました。一般職は、結婚・出産退職が前提だったのです。
ですから、その発想自体に大きなジェネレーションギャップを覚えたのです。
そうした発想は、ごく一般的なのでしょうか。
記事文中にもありますが、一般事務職は、人手不足と言われるこの時代において、ものすごく供給過多な職種です。
求人倍率は3倍とも5倍ともいわれています。
ワークライフバランスを取ることができる職種と捉えられているようです。
しかし、一般事務職ならではの不満も多々あります。
主なものは、給与や仕事内容についてのものです。
完璧な仕事などないし、自分の状況もどんどん変わっていきます。
大切なのは、自分の志向をよく理解し、そのうえで夜の中や他人の声に左右されずに決めることではないでしょうか。
この特集は、その問題を正面から取り上げています。
ファッション誌がこうした問題を正面から取り上げることには非常に意義があると思っています。
ぜひご一読ください。