『気の持ちよう』で終わらせない。客観指標で組織の構造を変え、真のウェルビーイングを実現する新アプローチ
2026.03.31

オフィス・キャリーノの朝生容子です。
近年、ビジネスの現場でも「ウェルビーイング」という言葉が浸透してきました。しかし、それは単に「社員一人ひとりが前向きに、機嫌よく働くこと」だけを指すのではありません。
私が大切にしているウェルビーイングとは、「誰もが一人の人間として尊重され、その尊厳が守られた状態で、持続的に力を発揮できること」です。
しかし、現場では「もっとポジティブに考えよう」「多様性を受け入れよう」といった個人の意識改革(マインドセット)ばかりが強調され、組織に潜む「構造的な課題」が置き去りにされているケースが少なくありません。
どれだけ個人が努力しても、組織の中に無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)や、不公平な仕組み、心理的な壁が放置されたままでは、本質的なウェルビーイングは実現しないのです。
そこでオフィス・キャリーノでは、外部の各社と契約を結び、「日本版IAT」や「karafuru AI」を活用し、組織の構造的課題を可視化・改善する「伴走型コンサルティング」を開始します。(※注)
1. 「構造」を可視化し、対話の土台を作る
ウェルビーイングは主観的なものだと思われがちですが、組織の「クセ」や「偏り」は、最新のアセスメントによって数値化できます。
今回導入するIAT(潜在連合テスト:Implicit Association Test)は、ハーバード大学等で開発された科学的な手法で、アンケート形式では見えてこない「脳内の無意識の結びつき(偏見)」**を反応速度から測定します。
「なんとなく」の不満や忖度を、客観的なデータという共通言語に置き換える。そこから、組織としての誠実な対話が始まります。
2. 「やりっぱなし」を防ぎ、着実な土壌改良を
研修を一度やって終わり、にはしません。
施策の実施後に再度測定を行い、「組織の土壌がどう改善されたか」を検証します。データに基づき、どこに石が混ざり、どこに水が足りないのかを正しく把握して手を打ち続ける。この継続的なプロセスこそが、誰もが自分らしく居られる環境を築くための強力な基盤となります。
3. 真の多様性と公平性が、しなやかな強さを生む
多様性や公平性を追求することは、一時的な業績のための「手段」ではありません。
一人ひとりの尊厳を大切にする「構造」を整えること。その結果として、個人と組織のウェルビーイングが両立し、変化に強いしなやかな組織へと進化していくのです。
データで課題を正しく把握し、本質的な解決へと踏み出す。
一朝一夕にはいかないからこそ、科学的な視点を持って、皆さんと共に歩んでいきたいと考えています。
「組織のウェルビーイングを、構造から見直したい」「実効性のあるDE&Iを推進したい」とお考えの皆様、ぜひ一度オフィス・キャリーノへご相談ください。
※本サービスにおける提携先について
本コンサルティングで活用するアセスメントツールは、以下の専門機関・企業との連携により提供しております。
・ANGLE:日本版IATアンコンシャス・バイアスを学び行動変容を促す測定ツール(株式会社チェンジウェーブ)
・「karafuru AI」: 生成AI活用のアンコンシャス・バイアスチェックソリューション(NTTビジネスソリューションズ&株式会社クオリア)
オフィス・キャリーノでは、これら最新の知見と、私自身のキャリアコンサルティングの経験を掛け合わせ、貴社に最適な組織開発を支援いたします。
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