The Well-Being Week終了!
2025.03.29

数ヶ月、ボランティアスタッフとして開催に向けて取り組んできた「The Well-Being Week」が3月23にちの基調講演をもって終了しました。
コロナのオンライン開催を経てハイブリッド開催となっています。今年は会場参加にも300人を超えるお申し込みがあり、ウェルビーイングへの関心の高まりを感じました。
私は今年もユニバーサルデザイン担当でしたが、武蔵野大学主導での開催となって大変わり、戸惑ったり、それによってイライラしたりと言うことがなかったとは言えません。
でも、会場にベビーカーの子連れの方が数人来てくださったり、手話を見ていただく。オンラインチャンネルの参加者が10人を超えたりするのを見て、1歩ずつでも多様な方が参加していただける環境が広がっていると感じられました。数年前は子供連れで会場参加を希望されても諦めた方がいらしたんですよね…)

長年このイベントをリードしてくださった西本学長と新たに就任される小西学長の対談は、スタッフとして作業しながら聞いていても胸が震えるようでした。犯罪心理に長年携わられて来た小西先生は犯罪者の取り巻く環境の問題を指摘されます。それを仏教の概念で説明される西本学長。罪を犯した人であっても(もちろんその責任はあるけど)、どのように対応するのか、するのか問われた気がしました。

そういった意味では、今回登壇された澤円さん、栗原志功さん、伊藤羊一学部長など、従来の大学の先生としては異色な教授陣は、大学さんのDEIいう観点からもとても興味深い顔ぶれでした。登壇された先生たちのように”変わった”方が目立っちゃいますけれども、極めてオーソドックスな私としては、”変わった”人とオーソドックスな人材とが、どうぶつかり合って新たな価値を生み出していくのか楽しみだなあと。
