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心の生活習慣病 予防術11「他人は必ず何か言うもの」

2020.09.30

女性を対象としたリーダー育成や管理職育成と銘打つ研修への引き合いが増えてきています。

そんな中、気になるのが、管理職になるのをためらう理由として「昇格して管理職になったら、とやかく言われる」ということを挙げる人が少なくないこと。

 
「女性だから下駄をはかされて昇格した、といわれそう」
「会社が女性活躍の数値目標の数字合わせで昇格させた」

そんな風に言われるのはいやだ…
その気持ちはよくわかります。

でもね。
とやかく言う人は、あなたが昇格しようがしまいが、とやかく言います。
ほとんどの場合、あなたに対してでなくても、それ以外の人についても、とやかく言います。

「あの人は、上司と同じ大学だから…」
「以前に同じ部署でかわいがられていたから…」
そんなふうな話を聞いたことがありませんか?

人間は、自分が釈然としないことが起こると、何かしらその理由を探したがるのです。
(脳がそう働くという説も)
理由を作って自分を納得させたい衝動があるのです。

そうした他人の衝動に付き合っているほど、ヒマではありません。
試みだされるだけ時間の無駄と思いませんか?

もちろん、そんな風に言う人が、何か具体的に妨害などをしてきたのであれば、そのことに対策を講じる必要はあります。
でもたいていの場合、そんな風に言っている人は言っているだけ。
時間やエネルギーの無駄遣いはやめましょう。
言いたい人には言わせておけばよいのです。

あ、あなたが自信がなくて挑戦できないことを、「人が~~というから」ということを言い訳にしているのであれば、対策を講じる必要があるのは自分に対してです。
自分に向き合うことを恐れないで。

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