期待に違わず、いやそれ以上の三日間でした。

ゲスト講師としていらしたポーラ化粧品の及川美紀さん、秋田県大館市で活動するソーシャルアクティビスト麓幸子さん、お二人の講演や対話も本当に刺激的でした。
中出も57歳で退職し、故郷の大館に戻ってアクティビストとなられた麓さん。まさに同じ年齢でお話し伺えたことに勝手にご縁を感じました。

大舘は、夫が住んでいた町で、私も訪問した印象深い町。

その市長選について、「落選できた。チャレンジしたから」「へのカッパ」とおっしゃる。

…胸に刻みます。
そう、チャレンジしなければ失敗もできないのです。及川さんには、ご著書の「幸せなチームが結果を出す」（日経BP社/前野マドカ氏との共著）を読んだばかりということもあり、組織マネジメントについて質問をさせていただきました。
「大都市以外の地域の女性の力を伸ばす組織のかかわりとは？」
「子育て中社員の幸せをと同時に、それをサポートする社員の幸せをどう実現したらよいのか？」
実際に同様の問題意識をもって取り組まれている及川さんの回答は、どちらも非常に説得力の高いものでした。
ポーラのエステ拠点は全国にあり、そこと軸に、女性のエンパワーメントに取り組もうとされているとのこと。そんなこと聞いたら、わが町のポーラのショップを探してしまいます(笑)

それに先立つ地球物理学者の佐治晴夫先生の、宇宙と地球平和についての壮大なお話で視野が広がっていたので、より吸収が早かったのかも。いや、何より、この富良野の自然の作用もあったのかも。

そう、このサミットは、富良野という土地の特性を生かした、富良野演劇工場や富良野自然塾でもワークショップを体験するというぜいたくなメニューが盛りだくさんだったのです。

全国から集まった女性たち。とても懐かしい再会もありました。

またこの富良野で働く女性だしとも語り合うことができたのがとても私にはありがたかった。

私のメインフィールドはビジネスだけれども、世の中は企業社会だけで動いているわけではない。フィールドを超えて語り合うことで、もっと大きなものが生まれる。そんな予感がしました。

主催者の皆さん、参加された皆さんに改めて感謝です。