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【メルマガvol83】WINKのワークショップで生き方を見直したAさん

2022.05.05

ほぼ1年ぶりにメルマガを発行しました。

自分の仕事の見直しを進めている中で、メルマガ発行についてどうしようか…と迷い続けて1年(長いよ)。結局、お伝えしたいことがあると続けることにしました。
メルマガでご紹介したAさんについての記事をここではご紹介します。

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昨年、(一社)WINKを立ち上げてからの活動を通じて、ありがたいことに新しいご縁が広がっています。

WINKのイベントにたびたび参加くださるAさんは、WINKとのご縁で、生き方を大変えられました。

きっかけとなったのは昨年秋に実施した「マンダラ・エンディングノート・ワークショップ」。子どものいない方を対象に開催しました。

事後アンケートによると、以前のAさんは、「パートナー&子供がいないことを理由に自ら孤立を選択してきた」「自分が傷つきたくないから友達を増やさないように生きてこられた」とのこと。

そうした生き方も一時的にはよいかもしれない。でもこの先の人生を考えると、もっと友達や仲間を大事にして行く必要があてのる…ワークショップを通じて気づかれたといいます。

Aさんは、その後、ご自分の考えを積極的に発信されるようになります。WINKで知り合った方との交流を続け、さらに地元の市会議員にもシングルの将来不安についての対策の要望を伝えるまでされているとか。

自ら行動を起こすことで地域のつながりを作り、こうあってほしいという社会を作るために働きかけていらっしゃる様子に、なんだか胸が熱くなりました。私自身にとっても大変刺激をいただいています。

子どもがいなかったり、シングルでいたりすると、周囲や社会から、心無い言葉や対応を受けて、辛い目に合うことがあります。そういった辛い体験から自分を守るために、かたくなにならざるを得ないこともあります。

一方、「幸福」に関する研究によると、人との良い関係を築けるか否かは、幸福感に大きく栄養する要素の一つでもあります。ただ、身を守ってばかりいると、人とのつながりを持ちにくくなります。それは「孤立」に陥りかねません。

かたくなになった自分を和らげるには、自分のことを柔らかく受け入れてくれる場を見つけることが有効なのではないか…Aさんの言葉からそんなことを感じました。

WINKのイベントをきっかけに、行動の一報を踏み出してくれたAさん。これからも一人一人が自分らしく自然体でいられる場を提供していきたいと思います。

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