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セミナー報告「最期まで 自分らしく生きるために  ~子どもがいなくても、いざという時に備える~」

2018.11.01

10月17日、東京飯田橋で表題のセミナーを開催しました。

講師を務める行政書士の山下マリさんから、医療同意や尊厳死などにまつわる最近の制度の見直しについて紹介しつつ、同時に参加者同士でグループを作って、それぞれの考えについてディスカッションしていただきました。

医療に対する考え方は、病気にでもならないと普段からはなかなか考える機会がないのが多くの人の現実ではないでしょうか。

一人で考えるだけでなく、他の人の考えを聞くことで、また自分の考えを深められている様子がうかがえました。

参加された方のアンケートでは以下のような意見が述べられていました。代表的なものを抜粋してご紹介します。

〇漠然とした不安の実態が見えてきた気がする。自分の意見を託す方法がわかりやすかった。

〇知らなかったことを知れたのは大きい。特に尊厳死についてガイドラインという形で動きがあることに興味を持った。

〇今まで気になっていたが、行動に移せなかったことを知ることができた。

〇社会制度は過渡期だけれど、行政もちゃんと考えていることがわかって少しほっとした。今からでも準備は必要だと思う。

私も、今回のセミナーを企画する中で、国も少子化に対応した制度を見直そうとしているのがわかりました。
ただ、制度はできても、医療方法や最期をどう迎えたいかを決めるのは自分。逆に言うと、私たちが声を上げることで、制度にも影響を及ぼしていくことができるのだと思います。

今後に取り上げてほしいテーマについてのご要望もいただいたので、参考にしてまたこうしたイベントを企画したいと思います。

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