Office Carlino個人の力を組織力へ。ダイバーシティ推進・ミドル活性化は朝生容子へ お問い合わせ 子どものいない人生ポータル

子を持たないからこそ、見えることもある ~「おんな城主 直虎」

2018.07.29

「あいにく子を持ったことはないもので、どの子も等しく我が子のように見えましてな」
————————————–
大河ドラマ「おんな城主 直虎」が終わりました。
最終回は、本能寺の変に続く物語でした。その中で、主人公の直虎(柴咲コウ)が発した言葉が、今日ご紹介したものです。

徳川家康の母である於大の方は、わけあって寺に預けられていた明智光秀の息子を、徳川家を守るために「殺せ」と命じます。

それを阻止しようとする直虎。そんな彼女に対し、於大の方は「子どものいないものに、何がわかるのか?」と責めます。その言葉の背景には、家を守るために、時には我が子や孫を犠牲にしなくてはならなかった半生についての思いがありました。

しかし、直虎は、子どもがいないからこそ、「家」に捉われず、未来を担う子どもの事だけを純粋に考えることができるのだと反論します。

「家」という血縁にによらず、万人が生きていきていける世を作っていく…後半生の直虎の生き方の芯にあるものを示してくれたセリフでした。

←記事一覧に戻る

MENU

CLOSE