母親であることが昇進の条件？

2018.08.05

次の英国首相が、テリーザ・メイ氏になることがほぼ決定したようですね。
最後まで首相の座を争ったレッドソム候補は自ら辞退。
その背景には、「母親である自分のほうが（子供のいないメイ氏より）良い首相になる」という発言が批判を浴びたことが一因となったといわれているようです。

最近日本で出版された「子供のいない女性」を扱った本二冊（「子の無い人生」「ノンママという生き方～子のない女はダメですか?～」）でも、母親であることの方がビジネスにおいても評価されやすくなっているのではという指摘がありました。

ビジネスでも政治でも、「子供の有無」という属性が、仕事の成果を決める決定要因ではありません。
子どもがいるから首相にふさわしいのか、いないほうがふさわしいか、その議論はナンセンスです。
（この件について寄稿しました）

▼英国首相選ではなぜ「子供を持つ母親」が不戦敗したのか？

属性で首相としての適性を語ったことに対して批判があったことに、社会の健全性を感じたのでした。
（批判が行き過ぎているという、これまた批判もあるようですが(^-^;、それはさておき）

▼BBCの記事英保守党党首選のレッドソム候補、「母親の自分の方が適任」発言を謝罪

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