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結婚しない、または出産を望まないという選択肢を忘れない

2018.08.05

久しぶりの投稿になります。
いろいろ思うところがあって、このFBページの運営について悩んでいましたが、まずは続けてみることにしました。

そう決めたのは、こんな記事に刺激を受けたことも大きな要因です。

「子供が欲しくない」女はおかしい? フランスで30代女性の37%が母親にならない理由(ウートピより)

少子化対策が成功したというイメージのあるフランス。多くの30代の女性が平均2人の子供を産んでいるそうです。ところが、この記事によると、子供を持たないと選択する女性が日々増えているのだそうだ。また、親になりたいと思わないというフランス人は5%存在するとのこと(フランス国立統計経済研究所調べ2014年)。

昨今の企業における「ダイバーシティ」議論は、ややもすると「生む女性」と「生まない男性」の対立構造で語られる傾向を感じます。
そこに「生まない女性」がいることを忘れてはいないでしょうか?(まあ、さすがに「生む男性」はいないと思いますが…(^^;))

「生まない女性」は、下手をすると「生まない男性」のカテゴリーに入れられてしまっている印象を持つ場合もあります。
「子供がいなくて好きなだけ仕事できていいわね」「子供を持つ女性の気持ちは、持っている人しかわからない」といったことを言われたこと、ありませんか?

子供がいる/いない女性同士の対立をあおっているように思われたくないのですが(引用した記事中に登場する女性の発言は、若干そういうニュアンスも感じますが)、子供を産まないことを意図してか、意図せずしてかに関わらず、「生まない女性」の存在を忘れられないために、もっと自分の思いについて発言してもよいのではないでしょうか。このページが、そんな思いを伝える役割を少しでも果せたらいいなあと思っています。

この記事を書いたライターの方の発言に共感したので、それを引用して今回の記事を締めます。

”「婚活」という言葉が浸透したように、「結婚するためには活動すべき」という日本社会の常識は、ある種の強迫観念だと筆者は思う。別に結婚しなくても、子供をもたなくても、罪ではないのだ。あなたが思うように生きて良い。21世紀はもうそれが当たり前にできる社会により近いはずだ。”

2014/8/26

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