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茶名拝受

2025.01.04

茶名拝受のお知らせと、「つぼつぼ紋」使用の許状

本日は初釜でした。そして、茶名拝受のご披露をしました。

裏千家のお茶を習い始めて16年目。早ければ7〜8年目に茶名をいただくので、私は遅い方でしょう。

茶名の前の段階までは、割とスムーズに進んでいたのですが、そろそろ茶名を…と先生と話していた矢先に新型コロナによるパンデミック。そして私は夫の転勤に帯同して、札幌へ。その間、数年間はお茶名どころではありませんでした。

昨年の夏に東京に戻ってきたタイミングで、先生から、社中の他の方も取られるのでご一緒にどうか?とお声掛けいただいた時は、正直、お茶名の事などすっかり忘れており、ちょっとびっくりしました。

ちょうど大きなお仕事が終了したこともあって、目下、収入が安定しない状況。正直、お茶名拝受や先生のお礼等のことを考えると、経済的にどうしようかと迷わないわけではありませんでした。それでも今を逃すと、きっとこの先いただく事はないだろうなぁ…と思い返し、ありがたく頂戴することに決めました。

いま振り返ると、お茶をやめてしまうタイミングが何度かありました。私は千葉から東京に引っ越ししたとき。千葉の教室は、とても素晴らしい先生でしたが、通うのは難しく先生を変えています。

そして5年前の夫の転勤。コロナ下もあり、転勤先で開かれている教室は少なく、札幌の先生に出会えてお稽古をつづけられたのは、幸運に恵まれていたと思います。

伝統的な習い事では一人の先生につくのが一般的なのに、複数の先生につきながらも、何とかお稽古をしてこれたのは、出会った先生方に恵まれたことが大きいと思います。そしてやはりお茶が好きだったからでしょう。

四十の手習いで始めたこともあり、記憶力の減退と、新しいことを覚えるのと、どちらかと言うと前者の方が勝っているような不出来な生徒でもあります。それでもやめてしまわずに、ここまで来れた事は自分で自分を褒めてあげたいなと思います。こんな能天気さが続けていける秘訣なのかもしれません。

先生方はもちろん、社中の皆さんや、お茶で出会った方々に、改めて感謝申し上げます。

今日のために、年末年始はいろいろ考え準備しておりました。しかし…やっちまいました

初釜で席をご一緒した方に、心ばかりのお品を配ったのですが、そののし紙に、茶名ではなく、自分の苗字を書いてしまうと言う失態!?何のためのお品だったのかせめて社中の皆さんには反面教師として覚えておいていただければと思っております…(恥)。

お茶名は「宗容」
記念品は茶袱紗

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