茶道の師の還暦祝い茶会
2024.12.04
私が茶道を始めたのは柏市在住時代。その時に教えていただいたのが、奥田冬門、晴美先生でした。
その後、転居もあり、師事する先生は変わりましたが、両先生のおかげで茶道の楽しさを知り、続けていくことになったのだと思います。
両先生が今年、還暦をお迎えになってのお祝いのお茶会。このタイミングで札幌から東京に戻ってきていて参加できることに感謝です。
混み具合など様子がわからなかったので、とりあえず朝一番の席を目指して出かけたら、他のお客様の出足が遅かったらしく、お客様は3人という贅沢な席!面識のない方とご一緒でも、それなりに楽しめるのが、作法がある程度共有されている茶道の良いところかもしれません。
久しぶりに両先生のお茶をいただき、水屋や受付の社中の方にもご挨拶でき、心温まるひとときを過ごすことができました。
お心尽くしのお道具も楽しみ。陶芸家でもある冬門先生のチョイスの由緒あるお道具も素晴らしいのだけど、やはり先生お二人の共同作業で作られたお道具を使わせていただくのが嬉しいのです。企画は晴美先生、作られるのは冬門先生、お茶人のご夫婦はかくありたし。
茶道は、休みの日が潰れたり、お金がかかったり…パートナーの協力なくては続けるのはむずかしい…ご夫婦でお茶に取り組まれる先生ご夫婦は茶人の理想です。
会場は、ロイヤルパークホテル日本橋内の耕雲亭。
三菱の岩崎家ゆかりのお茶室だとか。都心の真ん中のビルの中の緑に囲まれた空間に、癒されました。
以下、公式サイトから↓
三菱の第二代社長岩崎彌之助、及びその嗣子で第四代社長小彌太の父子二代によって設立され、かつて静嘉堂文庫(東京都世田谷区)にありました茶室「釣月庵」を模したものであります。
「釣月庵」は小彌太によって営まれ、永平寺の管長 秦慧昭禅師が道元禅師の偈中の句「釣月耕雲古風を慕う」から採って命名したものであります。 当茶室は、これらの縁由に基づき、耕雲亭と命名いたしました。