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「いだてん」に見るチャレンジ精神(メルマガ vol74より)

2020.05.05

2019年12月発行のメルマガで、当時終了したばかりの大河ドラマ「いだてん」について熱く語りました。
4月からBSプレミアムで再放送しているので、ぜひ見ていただきたく!!
メルマガの記事を再掲します。
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NHK大河ドラマ「いだてん」が終わりました。
視聴率は大河史上最低とのことですが、私はほぼ毎週見続けました。
おもしろいじゃんねー。

取り上げられたのは、歴史上の有名人物ではなく、近現代の名もなき人たちです。
でもこのドラマは、そうした市井の一人一人が、歴史を築いてきたということを再認識させてくれました。
主人公はそれぞれ挫折とそこからの鬱屈を抱えています。

オリンピックでメダルを取れなかった、参加する予定のオリンピックが開かれなかった、
役職を途中で降ろされてしまった…

誰もが、そうした悔しさを抱えています。
でもその思いを抱えながら、前に向かって生きていくことは素晴らしいと思えたのでした。
いえ、むしろその悔しい思いが、その人の人生を味わい深く、素晴らしいものにしているのだと感じました。

歴史上の有名人ではなく市井の人が主人公だった。
勝者ではなく敗者を描いた。
個人的には大河の歴史の中で、エポックメイキングになるドラマだと思います。
視聴率が悪くても、下手な小細工をしない…関係者にとってはチャレンジングな大河ドラマだったと思います。
素晴らしいドラマを1年間、楽しませていただけたお礼を申し上げたいです。

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