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2022年 新年に思うこと

2022.01.04

あけましておめでとうございます。
昨年に引き続き、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

お正月三が日は、どのようにお過ごしですか?
私は北海道に引っ越して2回目のお正月。
新年となったタイミングで、昨年同様、近所にある北海道神宮に初詣でに出かけました。

コロナの影響もあって、昨年同様に地下鉄の深夜運行も取りやめとなっていました。
が、それでも人出は昨年よりかなり増えていたように思います。
昨年はなかった、行列をつくり、一定人数で区切っての参拝が行われていました。
といっても東京のメジャーな神社仏閣での何時間も待たされるようなことはなく、極めて気持ちよくスムーズにお参りできました。

印象的だったのは、今年は屋台が帰りの参道に軒を連ねていたこと。
コロナ感染拡大は、こうした商売を営む方にも大打撃だったと思います。
それでも今年、こうしてお店を見ることができたことに、どこか安堵しました。
神社仏閣での屋台は、日本での懐かしい風景の一つだからです。

もうひとつ、初詣でうれしかったのが、ひさしぶりにお御籤で「大吉」が出たこと。
そこには、「千里の道も一歩から」「何事も焦ってはいけない。かならず手順を正しく踏んで行動を起こすこと」とありました。

北海道の生活が年数を重ねてきて、実は焦りが生まれてきていました。
コロナで一気にオンラインが進んだことで、引っ越しによる私自身のビジネスへの影響は思ったほど大きくなかったのはラッキーでした。
が、コロナが落ち着いたことで研修なども対面が戻りつつあることで、首都圏以外の私は不利になってしまうのではないかと感じていたのです。

かといって、いつかはまた東京に戻るだろう転勤族に、地元北海道から仕事を依頼することはあまりないでしょう。

そんな風に悲観的な面ばかりを見て、もんもんとしていたのですが、おみくじを見てどこか吹っ切れたような思いがしています。

自分で変えようのない状況にイライラしたり焦っても時間と労力の無駄。
自分にできること、楽しめることを精一杯するしかありません。
それは、この先、何かの形で結実するかもしれないし、しないかもしれない。
でも「楽しむ」気持ちがあれば、そこに費やした時間は無駄にはならない。
そんな気持ちを思い起こさせてくれました。

まだまだ先の読めない日々は続きます。
不安に駆られたときに、自分自身に立ち返ることのできる「言葉」の存在の大切さを感じている新年です。

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