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「なりたい自分が手に入る未来ノート」裏話

2017.02.03


nikkeiwoman1701


「日経WOMAN」の特集「なりたい自分が手に入る未来ノート」で私のノート術が紹介されたのをきっかけに、ご質問いただきました。
いろいろ誤解も招いているかな?という気もしたので、補足いたします!

一番、「誤解されているかも」と思ったのは、ノートにピックアップした項目について、進捗をどう管理していくかということです。

■優先順位は「ありたい将来」→「なりたい自分」→「やりたいこと」→「やるべきこと」
「ありたい」「なりたい」は英語でいうと”BE”、「やりたいこと」「やるべきこと」は”Do”を大きく2つに分けられます。
まじめな人ほど、”Do”、特に「やるべきこと」を優先しがちです。

でもそれは、本当に「なりたい自分」につながるのでしょうか?
”DO”レベルのことは、実は”BE”を実現するための方法でしかありません。
そして方法というのは、実は一つとは限りません。

だから、さまざまな方法を考えトライするためにも、まず一番大事な「なりたい自分」をしっかり描いてから、「やること(DO)」を考えてください。

■見直すことを恐れない
”BE”部分は年に1回程度、”DO”の部分は3か月に1回程度、見直しするようにしています。
「やるべきこと」ができていないことも、結構あるのですが、あまり気にしません。

月ごとのスケジュールは立てるものの、そこでやり残したことは3か月ほどの猶予をもって取り組むぐらいのゆるさにしています。

というのも、あまり短い単位で進捗を厳しく管理すると、それで目標を掲げることそのものが、いやになってしまうからです。

3か月の間で着手できなかったことは、なぜそうなってしまったか?を考えます。もしかしたら、今の私には必要ないことかもしれない…だとしたら、捨てることも大切ですね。

■アウトプットは厳しく、インプットはゆるく、
「いろいろやることについて目標立てても、思うように進捗が進まない」
こんな状況は誰にでも心当たりありますよね。

もしそれが、やることがいっぱい過ぎて、手が回らないのだとしたら、優先順位をつけます。
まず優先するのは、インプットよりアウトプットです。
なぜなら、黙っているとついついインプットに傾きがちだから。

インプットをしていると、自分が新しい力を得ている気分になって安心するんですよね。
でも実は、得た知識やスキルは、実践して初めて自分のものになるのです。
だから、やることがいっぱいの時は、あえてアウトプットを優先するようにして、自分を鍛えるようにします(言うが易し…ですが(^-^;)

■どんどん回転させる
実践すると、また次に自分に必要なものが見えてきます。
もしかすると「ありたい自分」の姿さえも変わることがあります。
そうしたら、抵抗せずにもう一度「Be」を考え直す。
その考え直す回転スピードを、速くすればするほど、自分のありたい姿の精度が上がっていく気がします。

「未来ノート」裏話、実践編でした!
ご参考になれば幸いです。

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