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札幌に転居しました

2020.04.02

4月から、夫の転勤に伴い、札幌に転居しました。

転勤になるかもしれないと聞いたのは1か月ほど前。
当初、夫は単身赴任を考えたようですが、私はついていくと決めました。
迷わなかった・・・といったら嘘になりますが、早い段階で札幌に行こうと気持ちを固めました。

「朝生さんの仕事は東京で続けたほうが良いのでは?」
そうおっしゃってくださる方もいます。
ついていくことに決めた理由は、3つあります。

【1】そもそも、会社員を辞めてフリーランスになったのは、夫が転勤しても同道できるようにと考えていたから。

会社員だった12年ほど前、夫は盛岡に赴任することに。
私は仕事を優先して東京に残りました。

ところが、別々に生活していたその時期、お互い人生の中でかなりつらい状況に陥りました。

私は新たに着任した上司との折り合いが悪くなり、部下との関係も悪化。
不妊治療途中だったのですがうまくいきませんでした。
自分のストレスによる体調不良と冷凍精子を使ったことが原因ではないかと思っています。

赴任当初、食べ物のおいしさに喜んでいた夫も、徐々に元気がなくなっていきました。
慣れない仕事に加え、単身寮に住んでいてプライバシー確保が難しく、リラックスしにくかったために自立神経失調症となってしまいました。

お互いの状況が悪化したことは、別居生活が直接原因あったわけではありません。
でも、もし一緒に暮らしていて、お互いに愚痴を言い合える状況だったら、それほど悪化させることもなかったかもしれない・・・
そう考えて、やはり一緒に暮らすことを優先しようと決意しました。

【2】首都圏以外の「はたらく女性」の応援に携わりたいと思っていた

ここ数年、広島や新潟、九州や山口…と、首都圏以外の場所で、「女性活躍」案件に携わる機会が増えていました。

そこで感じたのは、地域ごとの女性に対する認識や文化の違いです。
特に企業で働く女性に対して、まだまだネガティブな目を向けられることが多いように感じます。
加えて、こうした人たちは孤立しがち。

だったら、ネットというテクノロジーの力を借りて、お互いがつながり、相互応援できるようなことができなか?と考えていました。

そんな時に起こった札幌引っ越しの話。
私自身が首都圏から離れることで、また別の視点から気づくこともあるのではないかと考えました。

目の前の収入のことを考えると、東京に住んでいるからこそというものも少なくありません。

しかし、今は長い目でみて、家族との関係やこれから本当に取り組みたいことを考え直したいと思います。

収入の面でも、ありがたいことにこれまでの仕事のうち、半分ぐらいのお客様は継続してとおっしゃってくださいました。

新型コロナウィルス騒動のおかげで、オンライン対応が普及したことも良い影響があったのではないでしょうか。

【3】北海道が好きだったから

何度か出張や旅行で訪れたことのある北海道。
広々としているせいか、訪れるたびに解放感を覚えます。
また、これはよく羨ましいといわれますが、食べ物がおいしいですね。
魚介類にお肉、乳製品…それにお菓子!
もともと食い意地は張っているほうですが、それよりも食を通じて地に足のついた生活をしようと思っています。

コロナのおかげで失った仕事もありますが、出来事にはすべからく善し悪しがあります。良い面を見つつ、悪い面への対策は、手の打てるところから着実に行っていきたいなと思っています。

札幌生活で気づいたことも、またブログで発信していきます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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