新たな挑戦〜チュチュに白タイツ
2015.03.03
のっけからビックリさせるような写真で失礼します。
実は、ここ数年習っているバレエの勉強会が開催され、初舞台を踏みました。
踊ったのはなんとあの名曲「白鳥の湖」から「4羽の白鳥」
まさか、50を目前としたこの年で…
チュチュに白タイツを着るとは!
自分でもびっくりです。
見に来てくれた友人に
「この衣装を着たら、もう着られないものはないね」
と言われました(^^ゞ
衣装もそうですが、練習がたいへん…
人様に見ていただくレベルにするには、通常の練習にプラスして、相当量の練習をしなくてはなりません。
先生も、おそろしいくらい ありがたいくらい厳しく指導されます。
「何回間違えているの!」「他の人の足を引っ張っているんだからね!」
ここまではっきり言われると気持ち良いぐらいです…(いや、ほんと落ち込んむんですが)
実はこれまでも発表会の機会はあったのですが、仕事の先が読めず、開催日前の追い込みにどのくらいコミットできるか不安だったので、エントリーしませんでした。
今回はフリーの身になったし、ある程度自分でスケジュールもコントロールできるだろうと思い、初めて挑戦したのですが…
追い込みの時期になっていろんなトラブルに襲われました。
インフルエンザとその後の咳喘息…
持病の腰痛の復活…
仕事で代打ででなくてはならない状況…
予想しなかったことが次々に起こりました。(自分の見通しが甘かったことは否定しません)
そんな時に、助けてくれたのはバレエ仲間でした。
出られなかったレッスンの様子を動画録画してくれて送ってくれたり、
自覚できていなかった振付のミスを指摘してくれたり…
どうしても出きないステップを、本番直前まで指導してくれたのです。
単に体を動かすことが好きでバレエを習っている自分に比べ、
今の教室のメンバーは、みんな舞台に上がることをちゃんと意識して練習に励んでいます。
そこから全くバレエへの意識が違うので、完全に私は落ちこぼれ。
レッスンでも足を引っ張って申し訳ないな~と思っていたのですが
そんな私にも暖かく支えてくれたのでした。
直前のゲネプロでもうまく踊れなくてダメ出しをしていた先生に、
本番直後に「今までで一番うまく踊れたじゃないの!」と褒めて(?)いただけたことは忘れません。
きっとそれは、私の一人の力ではなく、一緒に練習してきた人たちが支えてくれたんだからなのです。
終了後の打ち上げで「四羽の白鳥がうまくいきますように…と祈ってました」とそっと打ち明けてくれた人もいました。
練習不足の現実は直視しつつ
舞台に挑戦してみてよかったと思います。
仲間の温かさを感じることができました。
<以前のバレエ教室のお友達からの激励の花束>