40代から選ぶ多様な働き方
2015.07.16
7/11に「会社だけに頼らない働き方を考える」と題して、アラフォー以上の女性を対象にしたセミナーを開催しました。独立・起業について実体験から、ポジティブ、ネガティブ、両面の現実をお伝えしたものです。
私はアラフォーにこそ、今のキャリア以外のキャリアについて考えてもらいたいと考えています。少し前に「40代定年制」が提唱されましたが、私はその説に基本的に賛成です。(やめるかやめないか、選択制であれば理想的)
40代に入ると、ポジションとしても政治力や調整力など純粋な業務成果達成力以外の比重が増えてきます。それだけでなく、会社人生の半分を折り返し自分の所属する会社の中での自分の先が見えてきます。
しかし、それは能力がないということではないと思います。それまでのキャリアで、培ってきたものがあるからです。ただ、会社の現状や、今のポジションの期待役割とギャップが往々にして生じます。
あるいは、自分が仕事で実現したいことと、会社の方向性にギャップが生まれていることもあるでしょう。
であるなら、その力を活かす場を、他に求めたほうが良いのではないでしょうか。そうした場の一つとして、独立・起業もあるのではないかと思っています。
私は、独立・起業が目的とは考えていません。独立・起業は、自分が目指すことを実現したり、能力を活かしたりする一つの方法です。
そうした「働き方」含めて、40代以降のキャリアを、もう一度考える場としてセミナーを開催しました。それは、今の会社でのキャリアの行き詰まりではなく、自分の可能性を新たに広げるものだと思っています。