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マインドフルネス・オンライン講座 実施しました

2018.03.19

今年の新たな取り組みとして、マインドフルネスに関する講座を開催しました。
しかも、これまた初めての試みで、Zoomという映像通信システムを使ってのオンラインでの講座でした。

「マインドフルネス」をどう定義するかによりますが、私自身は会社員を辞めてから、いや、もしかすると会社員時代からずっと、この切り口で世界を見つめることに惹かれ続けてきました。

会社員を辞めて、まずヨガについて深く学びたくなり、ティーチャー講座を受講し、
ここ数年は、「マインドフルネス」という切り口で行われている講座を、いろいろ受けてきたのは、そのせいです。

ただ、自分でそれを伝える立場に立つのは、ややためらいがありました。

私”なんか”より、もっとオーソリティがいるし…
私”なんか”は、何も達成できていないし…

学び続けているうちにそこで気づいたのは、自分がここ数年取り組んできたことは、根っこはすべてつながっているということでした。

たとえば、身体を動かすヨガは、今の自分の事を見つめる「マインドフルネス」を実現する上での方法と捉えられます。
「アンガーマネジメント」をうまく行うには、自分の感情を俯瞰する「マインドフルネス」の状態になることが近道です。
「レジリエンス」を高めるには、日々のささやかなことに、感謝と喜びを感じることが大切で、それはマインドフルネスを通じて強めることができます。
「U理論」で学んだ、相手(それが嫌な人物であっても)の言動の背景を思いやるのには、思いやりの瞑想が役立つのです。

ああ、ここはこうつながっているのか…
そんな感覚を、マインドフルネスを学びながら、何度もそんな思いを抱きました。

このつながりを伝えることなら、私のもできるかもしれない…そう思えたので、思い切って講座を開催することにしたのです。

嬉しいことに、私が考えていた以上に、参加された方がいろいろな気づきを得られている様子でした。
参加者の吸収力と、何事にもオープンなマインドが素晴らしかったおかげです。

まだまだ改善の余地はあるけれど、やっと会社を辞めたときの原点に立ち返れた気がしています。
あの時、心と身体の状況に気づきを深めるために、ヨガクラスを自分で開こうかどうか、迷ったのですが…
結局、会場を借りる等のリスクを終えないままに、いつしか日々の忙しさに流されていたのです。

原点に帰れる機会をいただけたすべてのことに感謝の思いでいっぱいです。

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